5.《ネタバレ》 名作だから観ろと言われると、ハードルが上がってしまい評価は下がる傾向・・
自分はキューブリックという監督とは相性が良くないのかも。
戦争の全線でメンタルを保つには、あのくらい鍛えないと駄目なのかもしれないと、前半は興味深い。
執拗なパワハラやいじめに会い、精神がねじれていくおデブさんのエピソードには、唸ってしまった。
後半の戦場のストーリーは、イマイチですね。どうもリアルが足りない。ベトナムぽくもないし。
地雷にやられた仲間の元に走って集まるとか、不注意過ぎるし、放置された敵の死体全然映らないし、
狙撃手の居場所がわからないのに、当てもなくバズーカ撃ちまくってるくせに、居場所が判ったら
小銃だけで接近を図るとか、意味不明・・。救出作戦じゃあないんだからブッ飛ばすだけで良いはず。
更に、最後の狙撃手との撃ち合いで、弾切れして拳銃に持ち替えるジョーカーの右胸には、手りゅう弾が
2発もぶら下がっている。20メートル先の相手に何故投げないのか・・・?
そして、まだ生きている敵が女だからなのか、集まって覗き込むアホな面々。自爆されたら終わりだよ。
だいたい、その女もマシンガンで10発近く食らって死んでないとか有り得ないし・・
この茶番戦闘の後で、ミッキーマウスマーチ歌いながら歩くの見せられて、感動しろとでも言うのだろうか?
自分には無理です、評価できない。