11.《ネタバレ》 まずみなさん高得点なのがビックリです。
これは改めて言う事も有りませんが聖書の啓示などから物語を組み立てています。
ただ私はそれで作品の良し悪しを言う訳では有りません。
まずこの作品について最大の疑問はチャンピオンが倒れてレフリーがストッピングサイン
つまりロープダウンしたチャンピオンに向かい両腕を大きく振って
TKO(テクニカルノックアウト)を示してる。
つまりタイトル戦はマギーが勝ったはずです。それでこの試合の勝敗はついたはずですよね?
不意に殴られてマギーの首が折れたのはその後です。
それがなぜか後でマギーが「私は頑張ったのよ」と母につぶやき「でも負けたんでしょ」
と母が言う。誰もそれを訂正しない。つまり劇中マギーは負けていた。なぜか?
まったく、この点でもう話しに成りません。その後のストーリーはどうでも良く成りました。
ボクシングもうちょっと調べてから映画作れ!と言いたいです。
フランキーのする事はまず試合が終わったにも関わらず後ろから殴りマギーを不具にした元チャンピオンを始末する事です。
チャンピオンも試合後の暴行ですから傷害罪に問われますよ。
その他マギーの母親やその他家族の描き方。酷いです。極端過ぎるでしょう。
この作品を高尚と言うならこの世は闇です。物事はそう簡単に割り切れません。
ボクシングの神様に教授されあれよあれよと言う間にチャンピオン寸前にまで昇りつめ
一転地獄に叩き落される主人公。
白痴の様な青年を諭す神(フランキー)のしもべエディ
まったく高慢ちきで話に成りません。
この作品がアカデミー賞4部門独占したって所が怖すぎですよ。
自分としては3点を付けざろ得ませんでした。
役者さんとしては私は非常に好きで才能と個性のある人なのに。。。残念で成りません。