2.「お前の命はあと88分だ。チクタク…。」こういう時間制約モノって好きなんですが、リミットは1時間半足らずしかなく、バタバタしている割には刻一刻とリミットが近づいているという切迫感があまり感じられませんでした。とりあえず次々に怪しい人物を登場させますが、バタバタしている間に終わってしまったという感じです。こういう映画は見る側にも推理する余裕の部分も、もうちょっと欲しいですね。本作にしても今のところ僕が見たパチーノの最新作「陰謀の代償」にしても、どうも最近のパチーノは作品に恵まれていないと言うべきか、作品選びが適当と言うべきか分かりませんが、パチーノファンとしては残念な作品が多いですね。