1.《ネタバレ》 副題の「25年目のただいま」はネタバレで興醒めでしかない。
実話物にしばしば見られるのだが、実話に縛られてストーリーが散漫で入りこめない。
それなら完全ドキュメンタリーでこれを見たかった。
実話物は映画やドラマの特性を生かせたものと、ドキュメンタリーのほうが良かったものに分かれるけれど、自分にとってこの映画は完全に後者にあたる。
主人公にはあまり魅力を感じないけど、実子を持つことよりインド人の養子を持つことを選んだオーストラリア人夫婦が気になってしまう。
神からの啓示で選んだ道とはいえ、やっぱり実子を産み育てて平凡な家庭を持ったほうが幸せだったろうに。