1.《ネタバレ》 前半は退屈。
中盤はイライラ。
終盤、マデリンとプーさんたちが書類を届けに行くとこだけ面白かったかな。
そもそもストーリーが嫌いです。
『家庭と仕事、どっちが大事なの?』みたいな質問を本気でするな。家庭が大事だから仕事をするのです。
『自分のしたいことをしている人間』が、『自分がしたいことを我慢して家族や従業員のために頑張っている人間』を非難するんじゃないよ。あまつさえそれを正論のように語り、美談に仕立て上げる。嫌いだわー。そーゆーの。
クリストファー・ロビンも、『仕事のことは僕が間違っていた。』って、べつに何も間違っちゃいないよ。胸を張って仕事しなさいよ。
唯一『えっ?』って思ったのは、プーのお世話をしちゃったことかな。
その時間が取れるのであれば、家族との時間だって作れたでしょ、とは思いました。
この映画が一番まずかったのは、クリストファー・ロビンをあまりに責任のある役職に就かせてしまったことでしょう。
だから家族やプーさんの言うことが、現実の見えていない絵空事にしか聞こえないのです。
ただ、プーさんたちがマデリンと一緒にロンドンに来てから、しゃべるぬいぐるみたちにいちいち周りが驚くのは面白かったです。