1.やっぱりアメリカ人のクリスマス観は僕らには本当のところはわからないんだろうな、という思いを強くした。むしろアメリカ人が楽しんでる「クリスマス」が、うらやましいとすら思った。この映画はアメリカ的クリスマスを描いていて、それはアメリカ的クリスマスをよくわかったアメリカの子供むけにつくられている。だからアメリカ的クリスマスが理解できない、アメリカ人じゃないひとたち(つまり我々)にはうまく響かない。試写会で、話の理解が追いついてない子供を何人も見た。残念な光景だった。子供向け映画としてはそこが失敗かもしれない。まとめると、これはアメリカ人のために作った映画なんだからアメリカ人が見りゃあいいんだ。俺らは見なくていい、と、そういう結論になりました。