1.私はこの手の作品は単に、元秘書なる人物の功名心とかお金儲けに加担しているに過ぎないと考えます。後になれば何だって言えるんですよ。ラストシーンにそれが表れています。最近TVでよく見た、乙部さんなる人物にもつながる軽薄さを感じます。たかが秘書でしょ!だってこの人、若かったからとか、虐殺は知らなかったとかさんざん自分は弁解している。そして罪に問われていないわけでしょ。これはずるいね。あくまでもいちバイトさんの主観的な視点で描かれたものだと思います。私はこの作者こそ罪を償うべきだと思います。あと蛇足ですがこの作品は、せりふのシーンから、爆撃シーンへの転換の「音」があまりにも爆音過ぎます。なんだか難聴になりそうでした。せりふのシーンのたびに音を上げて、また爆撃のときに音を下げての繰り返しでした。