1.《ネタバレ》 B級ホラーマニアとしては「今すぐ見に行かなくちゃ」、という思いで見に行きました。前売り券まで買って。周りの反対を押し切って。
ええ、もう、前半までは楽しく見させていただきました。
伏線も十分に張ってるし、前田敦子は意外に演技上手いし、映像の不気味さも出てるし、ちょっと強引な展開もあるし、前田敦子は意外とアップが厳しいし。
特に前半の伏線回収は見事でした。あれ?面白い?何で?とか思ってしまいました。
そして後半。
彼女は真実を知りながらも"みのる君"に負けてしまい、家族と共に暮らす妄想の世界へ戻る事を選択してしまう。そして、彼女は誰もいない食卓で幸せな笑顔を浮かべるのだった。弟だけがみのる君に入れ替わって…。
そうか、あの老人も、結局幸せな妄想の中で死んでいったのか…。
狂気の妄想の中、時間が止まってしまった彼女は、そんな人々は幸せなのか!?という現代社会に対する啓示を受け、私は帰途につくのでした。
あ、嘘です。
後半のネタバレも全部。
みのる君めっちゃつえー。