5.この映画シリーズは凄い。
何が凄いって、観客が誰ひとりとして望まないであろう展開結末を描いたこと。
丹精込めて創ったドラマ作品を自ら映画シリーズで少しづつ壊していき、最後に粉々にしてしまった。
内容はスケールがどんな映画よりもでかいのに、それが日本のビルの狭い屋上で長々と展開されるシュールさ。
こんなもの失敗が約束されてるのに良く作ろうとして企画が通ったな。
製作者はヤケクソ状態だったのだろうか?
TBSは何でも良いから完結させろという感じだったのか?
観る者最後に感じるのは怒りか落胆か脱力か?
自分はなんとも言えない余韻が残った。
海外ドラマのロストファイナルシーズン最終回を観た後のようなあの感じ。
何年にも渡り見続けてつまらないながらも終わってしまった寂しさなのだろうか?