5. 注射器が目の前に来るワケですわ。むずむずっとしてるそばから、液体がちゅーっ!と出てきて、こっちは眉間のあたりがむずむずむずっ!3Dメガネの間から眉間をぽりぽり。
タイトルがずんずんずんずんと彼方からせり上がってきて、どわーんと迫ってきて、カシャン!とキバを閉じるのも面白かったですね。
でも、それだけの映画かなぁ。海中では立体感抜群でも、地上じゃボール紙並べたみたいな立体感ですし、3D映画はどうしても画面が実際よりも小さく見える分、飛び出さない時には迫力半減。
で、その「立体」の要素を抜いたら、ドラマらしいドラマはないですし、鮫はオモチャを合成してる感じが強くて見られたモンじゃない映画ですし。ってコトで、立体面白かった~、って部分にだけ3点、ってところで。
【15年ぶりにちょっと更新】
3Dブルーレイを買って再見して、印象は全然変わらなかったんだけどね(あ、画質は撮り方がアレなんで最悪だったけれど、3Dは当時セロファン貼った紙メガネで見た時よりも見易くなってたわ)、音楽が意外と良かったのね。ちゃんと憶えてたのはメインタイトル部分の曲乗り水上スキーシーンでの転調くらいだったのだけど、エンドロール部分の曲なんかとても聴かせるわ。高価な輸入サントラ買っちゃった。
サントラ聴きながら、この音楽に相応しい映画のカタチを想像してみたりもしたけれど、実際はアレだものねぇ。もったいない。サントラだけ活かして新作作ったら?くらいな。