1.《ネタバレ》 馬を可愛がる気持ち、それはよく分かる。
私も犬が好きなので、何よりさて置いて動物を大事にする。
それも良く分かる。
まして、その馬から小馬が生まれた日にゃあ可愛さもなお更だろう。
だけどだけど、それをただ平たく冗長に描いただけでは、映画として良いということにはならない。
動物を愛護する気持ちは理解できるのに、本作から感じたこの退屈さたるは、何が原因だろうか。
演出面の問題か、それとも題材そのものに無理があるのか、それとも暗すぎる映像面か、聞き取りづらい音声のせいか。
理由は定かでないが、本作を観た後、感動よりも「退屈だった」という感想の方が先にきてしまった。