2.《ネタバレ》 大災害に見舞われたとき、その現場に救出に入るレスキュー隊員達のの葛藤。
人を助けるとはどういうことか
助けたいという気持ち、被害を最小限に食い止めるとはどういうことか、
現場で救出を行う人間の心の動きとは、
全ての人間の命を平等に考えることができるのか、
そういった非常に重いテーマ、
うまくそれらが昇華できれば
名作となりうる非常によい題材であったように思う。
題材はよい
ストーリーも悪くない
最初の特撮映像(結果、後のストーリーに何も生かされない、というか、結局新橋駅周辺だけでストーリー展開するなら全くの無駄。違和感しか残らない。)、
感動させたい場面で、しつこいほど使われるスローモーション(しつこすぎて、苦笑が漏れてしまった。一瞬、本当に受けをねらってるのではと疑った。)
一つ一つの技術自体は決して低いレベルではないのに、
それらをどのように演出に使用するかでここまでひどい映画になるのかといういい例のような気がする。
最高の素材、
最高の調味料を使っても
料理人の腕が悪いと、おいしいものは食べられないものなのでしょう(T_T)