君たちはどう生きるか(2023)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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君たちはどう生きるか(2023)

[キミタチハドウイキルカ]
The Boy and the Heron
2023年上映時間:124分
平均点:5.88 / 10(Review 56人) (点数分布表示)
公開開始日(2023-07-14)
公開終了日(2024-07-03)
ドラマアドベンチャーファンタジー戦争ものアニメ動物もの
新規登録(2023-04-26)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2024-08-08)【イニシャルK】さん
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監督宮崎駿
山時聡真牧眞人
菅田将暉覗き屋の青サギ/サギ男
柴咲コウキリコ
あいみょんヒミ
木村拓哉牧勝一(特別出演)
木村佳乃夏子
小林薫老ペリカン
火野正平大叔父様
國村隼インコ大王
大竹しのぶあいこ
竹下景子いずみ
風吹ジュンうたこ
阿川佐和子えりこ
滝沢カレンワラワラ
ロバート・パティンソン覗き屋の青サギ/サギ男(英語吹き替え版)
フローレンス・ピューキリコ(英語吹き替え版)
福原かれんヒミ(英語吹き替え版)
クリスチャン・ベール牧勝一(英語吹き替え版)
ウィレム・デフォー老ペリカン(英語吹き替え版)
マーク・ハミル大叔父様(英語吹き替え版)
デイヴ・バウティスタインコ大王(英語吹き替え版)
原作宮崎駿
脚本宮崎駿
音楽久石譲
作詞米津玄師「地球儀」
作曲米津玄師「地球儀」
主題歌米津玄師「地球儀」
撮影奥井敦(撮影監督)
製作星野康二
西村義明(協力製作)
宮崎吾朗(製作プロデューサー)
スタジオジブリ
プロデューサー鈴木敏夫
制作スタジオジブリ
スタジオポノック(制作協力)
配給東宝
作画本田雄(作画監督)
井上俊之
近藤勝也
田中敦子〔作画〕
米林宏昌
高坂希太郎(原画)
コミックス・ウェーブ・フィルム(作画協力)
亀田祥倫(原画)
美術武重洋二(美術監督)
高屋法子(ハーモニー)
編集瀬山武司
録音木村絵理子(アフレコ演出)
東北新社(音響制作)
あらすじ
太平洋戦争が激化しつつある中、東京に住む少年・牧眞人は入院中の母を病院を襲った大火で失い、その後父とともに疎開する。疎開先には父の再婚相手であるナツコが待っていたが、彼女は亡くなった母の妹であり、眞人の弟妹となる命を身籠っていて、彼は素直に新しい母として受け入れられなかった。更には転校先の学校の子どもたちとも打ち解けられず、眞人にとって孤独な日々が始まることに。そんな中、広大な屋敷の敷地を歩いていた彼は、森の中にひっそりと佇む朽ち果てた様子の塔に辿り着く。その塔に惹きつけられる眞人。すると謎めいたアオサギが彼に語り掛け塔の中に誘うのだった。「風立ちぬ」以来10年ぶりに宮崎駿監督が送る長編アニメーション作品。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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1
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6.《ネタバレ》 予備知識なしで鑑賞。


まず、個人的ないい映画の前提条件は、面白いこと。
が、今作は第一にストーリーがまったく魅力的でなかったのがとても残念。
(自分の両隣の人は、1/3手前くらいで眠っていました。)

特に主人公の心情の変化が分かりにくく(例えば、アオサギへの異常な関心、継母への心境の変化など)、
見ていて「?」が何回も浮かんだ。


メッセージ性に振るなら、観た後に心に強く残る何かがあればいいと思うのだが、
家族愛?平和祈念?人生観?生命観?
思いついたのはこれくらいだけど、どれも中途半端。

意味がありそうで、なさそうで、やっぱりありそうなキャラクター(オブジェ?)が多すぎて、
消化不良感が否めない。
(「単にあなたの知識がないから」と言われれば、それまでなのだけれど・・・)


そして致命的だったのが、主人公の父親の声。

他の人の声は、割と作品に溶け込んでいたように思うが(アオサギはすごかった)、
父親の声だけは、出て来た瞬間に「ザ・キムタク」という声。
画と声がまるで合っていない。

決してキムタクが嫌いなわけではないのだけれど、良くも悪くもこれがスターのオーラなのか。
中・終盤に出番が減るまで、作品に入り込めなかったのは致命的。


ただ、作画、音響面での細やかな仕事はさすがの一言。
冒頭の空襲のシーンから、疎開後の登場人物の仕草、一挙手一投足の細かなところまで、抜かりなかった。

一点だけ気になったのが、トーストにチーズとジャムを塗って食べるシーン。
いかにもジブリって感じだけど、特に物語の流れの中で必要性を感じないものだったので、
逆に「ほら、こういうの好きでしょ?」と「制作側に見せつけられている」気がして、違和感。


総じて、今回”も”期待したようなものではなかった。

なぜジブリは観客を選ぶ映画を作るようになってしまったのか?
深く考えず、童心に帰ってワクワク・ドキドキできる作品はもう見られないのだろうか?

「千と千尋の神隠し」が評価されてしまったからかなあ。
2年で12キロさん [映画館(邦画)] 3点(2023-08-21 18:40:48)(良:3票)
5.《ネタバレ》 観終わった後、相当疲れました。冒頭のシーンではこの映画は面白くなるかもと思いましたがその後は出演者の行動や言動にナゼナゼ状態で、世界観も??で、出演者の声も微妙で、なぜそこで泣く必要あるやら、カエルやらペリカンやらなぜそんな大量にいる必要あるのかや、食材をなぜそんなに主張するやら、風船みたいのが人間となって生まれるやら、積み木のバランスがどうとか、、、、もうとにかく意味が分からない事ばかりでした。。。ラピュタや紅の豚、トトロや魔女宅が大好きな私にはこの作品を良い作品とはどうしても呼べません!!
珈琲時間さん [映画館(字幕)] 3点(2023-07-28 12:51:37)(良:1票)
4.《ネタバレ》 何なんですかね?・・この映画。
大監督の映画製作者人生の集大成がコレですか・・? 
しかも、売るために予告編も静止画すら極秘とした話題作りまでして
世間を煽って、ステマ評価で盛り上げ作戦までして・・
ジブリや駿信者じゃない層も呼び込んでおいて・・ で、この内容?

一言でいえば、お金持ちのお坊ちゃまが、マザコン特有のストレスで実社会になじめず
現実逃避の夢の中で、思ってたんとチャウ、カオスな展開に翻弄されてそれも嫌になり
目が覚めた後は普通に過ごせるようになりました。てな話。

中二病のファンタジー妄想を、アニメーションにしてみましたていう、それだけの中身。
そこかしこに、神隠しや動く城やもののけ姫で見覚えのある絵柄が使われていて、確かに
ジブリの絵ばかりなんだけど、新しい感覚は見当たらない。
それどころか、以前の作品にあった、物語の持つメッセージ性が、今回は薄っぺらい。

声優も今一つ。せっかく呼んだ俳優さん達にアフレコして貰ったら雰囲気合わないからって
「チェンジ」と言えない大人の事情? 活舌も声質も不自然で、どう聞いてもボツなテイクばかり。
ジブリ全般もアメリカもそうだけど、声優使わずに俳優呼んで話題作りは結局失敗して終わり。

作画が凄いとか聞いたのに、画角が液晶テレビサイズになってて、映画館のスクリーンに
合わず、右も左も余白(黒色)になってしまい、結果コンパクトなスクリーンで見せられてしまう。
こんなんなら、前から3列目くらいに座ればヨカッタ。 鬼滅の刃も同じだったねえ。
かと言って、画面が緻密で凄いかという事もなく、期待したせいか、いつ凄い絵が来るのか
待っていたら終わってしまった。多分動きの描写に注力したのかも。記憶に残らなかった。

金持ちのボンボンを主役にしたのもアレだが、馬鹿親父が転校初日に田舎の学校の校庭に
当時は贅沢品の車で乗り付けて見せびらかしたせいで、地元の学生から忌み嫌われるという、
少し考えればわかりそうなタブーを犯すとか、主役サイドに感情移入できないキャラ設定。
まあ現実逃避して夢世界から帰りたくなくなるのもワカランではないが、この脚本は嫌いだ。

あのシーンにはこんな意味が・・とか、このエピソードはあの件の心情の投影だとか、
隠れキャラ探しの楽しみがあるとか解説する連中もいますが、伝わらない人が多すぎたら
それは成功ではなく失敗であり、それをよしとするなら自己満足でしかない。

上辺しか見ることができない奴は見るなと言うなら、内容を極秘にして世間煽って
金払った観客を集めるなんて、詐欺になっちまう。 その罪深さで減点は大きい。

これから見ようとする人には、基本勧めません。 
エンディング曲の米津玄師の曲だけが唯一ヨカッタとこは、シン・ウルトラマンと同じでした。
自分としては、神隠しとハウルの中間程度の出来かなあ。
同じく米津玄師の歌で終わる「海獣の子供」の方がまだ上だったんじゃないかな
グルコサミンSさん [映画館(邦画)] 3点(2023-07-28 00:32:53)(良:2票)
3.かつて数々の賞を獲得した宮崎駿のアニメ作品の
完全な崩壊に、図らずも立ち会ってしまいました。

彼がこれまでに描き出してきた創造力と深遠な物語が全く感じられず、
人間の心に響くテーマの欠如が明らかでした。

私にとっては、可能性、夢、魔法が一瞬で消え去ったかのような経験でした。
煮タマゴさん [映画館(邦画)] 3点(2023-07-19 01:56:40)(良:2票)
2.《ネタバレ》 これ、本当に宮崎駿監督が集大成として監督した作品なのか疑ってしまった。
難解なストーリーを補完する情報が不足していてとても不親切(観客置き去り)、登場キャラの完成度がイマイチ(特にセキセイインコ)、たまに画のクオリティが低い場面があり、冒険活劇としてもドタバタ感はあるがハラドキドキしない凡庸なストーリーで盛り上がらないし感動のシーンも最後までなく、かなりガッカリ。(とはいえ、さすがと思える人物やアオサギの細かな動きも随所にみられるので、これは宮崎駿&吾郎の合作なのかもしれない。)
ちなみに、冒頭の火災現場に少年が駆け付け、炎の中を母親を探して走る画風はゲド戦記の粗い作画を思い出したけど、ここは吾郎さんのお仕事でしょうか?
「君たちはどう生きるか」とあるが、この作品はそんなことを私たちに問いかけていない。この説教臭いタイトルを海外公開では変更するらしいが、タイトルに思い入れがないなら、初めからもっと映画の内容に沿ったものにしたらよかったのに。。。

また、作中には過去のジブリ作品で見た事のある場面(キャラ、景色、構図等)が色々差し込まれていて、「クイズ。元の作品はなんーんだ?」的な仕掛けがあり(これも集大成の一つなのかな?それともネタ切れ?)、意味の分からんストーリーを追いかけるのに必死なこちらは、既視感のある場面やキャラ登場の都度、思考が一時停止する。

更に致命的なのは登場人物達に魅力がなく、誰にも感情移入もできないという状態が最後まで続く。いったい誰を応援したらいいんだか…。その上、あらすじを知らないからこの物語の着地点が分からず、どこがゴールで今どのくらいゴールに近づいているのか分からないので盛り上がらず、ただただスクリーン上で展開される場面を追いかけていたら唐突に終わっちゃった感じで、「えっ、うそ、終わり???」で?が3つほど付きましたね。

それから、今回の宣伝を一切しないというのは観客に対してとても不誠実だと思う。今のご時世、映画鑑賞料金はとても高い。上映される作品を楽しみにして、その作品を観るかどうかを決めるのは観客であり、そのためにはある程度の情報は開示すべきだと思う。
お手本にしたと噂の「スラムダンク」とは事情がまったく違うのだ、ということを理解していないのだろうか?
今回のジブリの興行手法には疑問を感じると同時に傲慢さも感じる。イヤなら観るなという事だろうか。
リニアさん [映画館(邦画)] 3点(2023-07-18 22:14:16)(良:2票)
1.《ネタバレ》 事前広告一切なし、公開されているのは、ポスター1枚のみ、ネット口コミ、メディアレビュ一切なしの状態で鑑賞。
ほんとにフラットな状態でみたのですが、本当に退屈でした。
リアルとファンタジーどっちつかずで、全く物語に入り込めない。
塔の世界はメタファーなんでしょうけど、深く考えて、「そういことか・・・」とわかったところで、つまらない。
80歳を迎えた監督が作る作品なので、一度見ただけでは、解釈が難しい作品になるのかと、
予想と期待はしていたが、深く考える意味があるのか。。。いや無駄だ。わかったところでおもしろくない。
もう一度見ようとする気にならない。
作品の中でタイトルと同名の本がでてくるが、どういう意図でだしたのか。。。
自分が影響を受けた本を作中に残したいという意図ならダサいと感じてしまった。。(違うと思うが)
エンディングに入った時の作品に対する満足感は、ゼロ。
「よくわからない」じゃなくて「つまらない」が正しい。
へまちさん [映画館(邦画)] 3点(2023-07-16 16:51:33)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 56人
平均点数 5.88点
023.57%
123.57%
211.79%
3610.71%
447.14%
5610.71%
658.93%
71628.57%
8916.07%
935.36%
1023.57%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.50点 Review4人
2 ストーリー評価 5.00点 Review8人
3 鑑賞後の後味 6.44点 Review9人
4 音楽評価 5.16点 Review6人
5 感泣評価 5.57点 Review7人
chart

【アカデミー賞 情報】

2023年 96回
長編アニメーション賞宮崎駿受賞 
長編アニメーション賞鈴木敏夫受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2023年 81回
作曲賞久石譲候補(ノミネート) 
アニメ映画賞 受賞 

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