5.《ネタバレ》 超ネタバレですが、これを知っといた方が感動できると思います。
運転していた車がパンクし横転、同乗していた彼女と両親を死なせてしまい
不幸にも即死することが出来ず、事切れるまでの間、
状況と自責の念・ほんの少しの助かりたい気持ちから走馬灯(ストーリー)を観る
この走馬灯 が 本編
結果的に現実と繋がるのは、
・両親を殺してしまった・指輪は自分の物・彼女も横に乗っていた・死ぬ時間と場所 くらいで
後は無理矢理サスペンス映画にしようとしている感じがしてしまいました。
ラストの悲しい演技・演出は◎
サスペンス映画として鑑賞していたため、どういう設定なのか?を考えながら観てしまいました。
そのため、走馬灯だとわかった後、素直に感動することが出来ませんでした。
キャストや役柄はとても合っていたと思うので
サスペンスではなく、走馬灯だとわかった状態でヘンリー目線で
自責の念 + 絶望 + 少しの生への渇望 + 少しの記憶の混濁 という映画にした方が良かったのではないかと思いました。
自分のせいで何かを犠牲にすることがあった時に自分も即死したいと思える。
そんな映画でした