3.《ネタバレ》 この作品は数年前J-WAVEでラジオドラマ化され、その出来にかなりの好印象だっただけにここでの評価の低さが意外でした。
そして、地上波放送で鑑賞し、納得。
原作未読なので、あくまでラジオドラマは原作に近いものだったという考えで言うならば、元々はかなり地味な話であるものを興行を考え、かなりのデフォルメ、あるいは付加したものと思います。
ドラマ上掘り下げるべき関係性はおざなりに扱われ、不必要なキャラクターの追加さえ行われている。
それにどう考えても中谷美紀と上野樹理は内容が求めている人物造形から外れていると思う。
因にラジオドラマではこんなご都合的なハッピーエンドなどありませんでした。