4.《ネタバレ》 タイトルで西部劇かと勘違いして見始めたが、全然違ってずっこけた。
夢を抱いて都会に出てきた田舎者をジョン・ヴォイトが好演。
その垢抜けなさと素朴さがにじみ出ていた。
ダスティン・ホフマンもさすがの存在感で、大都会での掃き溜めにうごめく二人の閉塞感はすごいが、肝心のストーリーに面白みがない。
世間知らずな青年が現実の厳しさにぶち当たったということ。
そんなに固い友情を結ぶような出来事もなかったように思うし、ペテン師との絆の強さが腑に落ちない。
夢の破れ方もなんだかあっけないような。
恋人をレイプされた過去があるようだけど、その描き方も中途半端な印象で、それならなくてもよかったかも。