6.《ネタバレ》 駄作とは思わないが、なんとなく物悲しい映画だった。
ただのラブドールに過ぎなかったのに、心を持ち、外へ出て行く。
バイトしている時、空気が抜けていくのを助けてくれる彼に、「ダメ、恥ずかしい」という台詞が良かった。
別に女優さんがどうこうと思わないけれど、良かったと思う。
人間、誰しも心の中に虚無感や空虚感を持っていると思う。全くない人間など、いないとは言わないけれど、わずかなものだと思う。
私もそういうものを彼女に重ね合わせてしまった。病気のせいもあるのだが。
別にエロ作品でもなく、ラブドールの存在というか、そういうものを理解している人しか見れない作品かもと思った。ちなみに、私は女でラブドールは持ってません。