6.《ネタバレ》 以前、海底47mのレビューで「これで劇場公開された歴代サメ映画で未見なのはMEGだけです」と書いた私ですが、本日テレビで放送されてたおかげで「劇場公開されたサメ映画カンスト」する事ができました。
よかったよかった…という事でMEGの感想を。
まずよかった点。
「犬が助かる」これにつきます。
サメ映画に限らず動物パニック映画のお約束として危機に陥った犬はちゃんと助かる。というセオリーがあります。
この映画もそのお約束はきっちり守っていて、危なかったヨークシャーテリアは無事に助かりました。
我が家は実際にヨークシャーテリアを飼っていることもあって、ここでこの犬が食われてたら0点にするとこでしたが、お約束をきっちり守ったところは評価できると思います。
…この映画でいいのはそこだけ。
悪かった点について書くとキリがないんですが…そもそもこの映画がサメ映画ではなくただのB級モンスター映画になってしまっていた事です。鮫じゃなくていいじゃん!的な。
それからヒロインがリービンビンな事。
彼女が演じたバイオハザードのエイダウオンは非常にイメージ通りで素晴らしかったんですが、この映画の彼女は相当微妙。
何よりヒロインとしてはおばさん過ぎます。
ジェイソンステイサム相手のヒロインですから年齢的には適してるんでしょうが…技術担当のイケメン女性の方がはるかに美人で魅力的な時点でヒロインの意味がありません。
また彼女の娘が絶妙に微妙な顔立ちで可愛くないんですよね…
またクライマックスでの海水浴場での暴れっぷりも何なのあのダメな中途半端さは?
わざわざ小憎らしいガキとか出してるんだから当然喰われるか…と思いきや食われない!
元祖ジョーズは罪のない子供が食われてます。だからこそ深刻な事態だ…となるわけですが、この映画、中途半端な偽善っぷりを見せて子どもはやられません。だめだよ、そんなんじゃ。
海水浴場でエロいビキニのねーちゃんが沢山でるかと思いきやそうでもないし。
と文句を書きたい事はまだまだありますがクドくなるのでこれくらいにします。
とにかく中途半端なただのB級モンスター映画になっていて、本当につまらない。
それがこの映画「MEG」です。
ほんとヨークシャーテリアが助かっててよかったよ…それだけだよ。それで加点してぎりぎり4点がせいぜいです。