8.宮部みゆきの同名小説を、ガメラの監督でもある金子監督が映画化した作品。
私は小説の方は読んでいないが、映画の方はイマイチだった。
サイコキネシスを使って、法で裁けない犯罪者に制裁を加える…という宮部みゆきの小説のアイデアは面白いが、この作品は、小説を上手く映画化できてはいなかったと思う。
酔いそうなカメラ割り、役者の演技があまり上手ではない、台詞で説明させる場面が多いなど…
挙げていくとキリがないが、もう少し別のアプローチの仕方もあったのではないかと残念である。
説明台詞が多い割りに、ラストよくわからないままで終わるのも如何なものか。