26.《ネタバレ》 まー、その、なんと言うか、ジョン・ウーに戦争映画を撮らしたのがそもそも間違いだったという事だけは判りました。ジョン・ウー印ともいうべき派手な爆発は嫌というぐらい見せられました、でもスローモーションは意外と控えめでしたね。そう言えばワンカットだけ彼の大好きな鳥のスローモーション飛翔もありましたね、もっともこれは定番の鳩じゃなくてカモメでしたが。戦闘シーンは意外と武器などの考証はしっかりしていた印象ですけど、日本軍が使っていた擲弾筒(米軍呼称ニー・モーター)の着弾・爆発シーンはいくら何でも派手すぎです、あれじゃまるで155ミリ榴弾ですよ。まるで虫けらのごくバッタバッタと殺されてゆく日本兵の姿は見るに堪えないものですが、まあ史実でもこんな感じだったみたいです。でも海兵隊もけっこう討取られているのでそこは耐えねばなりません。私はサイパンに渡航したことはないので推測ですが、あの島はガダルカナル島のような密林ジャングルの植生ではなく戦前から日本が統治していてけっこう開発されていたので、地勢的にはあんなもんじゃないですかね(ロケ地はハワイだったみたいです)。あとこの映画でほんとに鬱陶しかったのはニコジーの陰鬱な演技で、冒頭で部下を全滅させた負い目ずっと引きずっているで、途中からは完全に死亡フラグが立ちっぱなしでした。でもその負傷で聴力半減して平衡感覚までおかしくなっているのに、普通に動き回ってガンガン撃ちまくっているのはどういうもんでしょうかね。 この映画のプロットは考えてみれば『プライベート・ライアン』とは真逆なんですね。トム・ハンクスは自身や部下を犠牲にしてでもライアン一等兵を生還させるのが任務だったのに、ニコジーは敵に利用されそうになったらコードトーカーを殺すことが使命なんですから。でもこれは史実通りだったらしくて、米国という国家の有色人種に対する非情さには慄然とさせられます。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2023-04-07 23:20:08) |
《改行表示》25.《ネタバレ》 これはね、戦争のそれも前線という狂気の現場に、体育祭レベルの友情テイストを持ち込むからオカシなことになってるんだよ。「二人には色々あったけど、ジョー君は足を怪我したベン君を背負ってゴールしました。先生は感動しました!」か。砲弾の衝撃や、負傷し死んでゆく兵士らをなまじリアルに描写するから、その現実感にそぐわないヘンテコ演出が目立つ。 「顔が日本人に似てるから」変装してたった二人で敵陣に乗り込む。そして無線を奪って大成功、って曲がりなりにも“反戦”の筋を通したいのならこんな驚天動地かつ荒唐無稽な脚本にしちゃいけません。捕虜田くんか。誰だ。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-10-07 00:37:23) |
24.ニコラス・ケイジ演じる主人公は、かつて部下を失い、心も体も「壊れかけた」男。これを強調するように、耳の負傷が何度も何度もカメラに捉えられます。一方、日本軍にまだ破られていない暗号を駆使するナバホ族出身の通信兵。こちらは若く溌剌としていて、主人公と対照的。この二人の交流が描かれる訳ですが、通信兵の方は、いわば暗号通信のための「道具」に過ぎない面を持っている。というところで、若き通信兵とつかず離れず、ヨレヨレでダメダメで何やら訳アリの過去を持ってそうな影を見せるのが、ニコラス・ケイジの持ち味。突然妙なニホンゴを使って見せるのが、いかにも訳アリ感を感じさせますな。・・・というあたりまでは、結構なのですが、・・・本作、どうもピンと来ないのです。敵である日本兵との戦いの描写、爆発をひたすら炎で表現するのは安いアクション映画でアリガチですが、ここまで徹底すると確かに壮観、ただしその戦いにあまりドラマが無い。で、その結果どうなるかというと、主人公と通信兵の間に亀裂が入った時、ジョン・ウーは「待ってました」とばかり、そこに「男と男の対決」を描こうとするんですね。しかし本当に二人が対決するようなオハナシには脚本が書かれていないので、一瞬の場違いな盛り上がり、に終わってしまう。結局、背景に追いやられてしまう日本兵こそ哀れ。妙な作品でした。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-07-23 23:48:37) (良:1票) |
23.○久しぶりに鑑賞。○ありがちながらもアクションシーンはそれなりの迫力。○主演二人のドラマがいまいち。やはりスター俳優ニコラス・ケイジに話が傾きがち。○看護師とのエピソードが本当にただの飾りつけだった。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-08-31 00:46:00) |
《改行表示》22.ジョン・ウー映画でしたな。。 いい意味でも悪い意味でも。 ジョン・ウー的に言うとアリですが 映画的に言うと、ちょっと・・って感じです。 話がいまいちつながり悪いし。 戦艦から砲撃するシーンって・・あれはありなの?(笑) あと「ホリョダ」で騙されるのかなぁ。。 【luminox】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-06-11 01:30:08) |
《改行表示》21.ナバホの暗号…ですか~~ イマイチどこにも感情移入できず…でも、さすがはジョン・ウー戦闘シーンは迫力がありました。ただ、それぞれシーンがバラバラな気がして…繋がっていかなかったかな~ |
20.ニコラス・ケイジの熱演は評価しますが、それ以外はいまいちでした。戦場における中途半端なラブストーリーと中途半端な友情物語だったと思いますが、私を感動させるレベルではありませんでした。 【クロ】さん [地上波(吹替)] 4点(2005-04-01 00:52:38) |
19.なんだか盛り上がらずに消化不良。爆撃シーンばかり多いのも飽きますね。 【たもつ】さん 4点(2004-08-07 15:07:40) |
18.印象に残ってるのは村での戦闘シーンぐらいかな。フィールドでの戦闘は、撮り方がよくないのか、少しゴチャゴチャしてて観づらかった感じがある。 【くうふく】さん 4点(2004-06-01 16:39:20) |
17.戦闘シーンは結構多くて、見た目はおもしろい様に見えたが、リアルとは少し違う感じがした。いかにもジョン・ウーが好きそうな展開にかなり興ざめ・・・。さらにN・ケイジの初めて日本に来た旅行者ばりの下手くそな日本語に・・・。また、日本人が次々撃たれて死んでいく姿は見ていて気分が悪くなってくる。ナバホ族との間に友情を描く過程もかなり薄っぺらい物のように感じた。あと、かなりクリスチャン・スレーターの存在感が薄かった。 【daipitz】さん 4点(2004-02-15 12:05:50) |
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16.ストーリーのクオリティとすれば陳腐もいいところで、ディティールの軽薄さには失笑してしまう。しかし、元から期待していなかったことも手伝って、映画自体は娯楽映画として楽しめた。戦争映画とは決して言えるシロモノではないけど、基本的なエンターテイメント性は備わっていたと思う。その辺りはさすがジョン・ウーとも言えなくはないが、彼にとって駄作であることには変わりはない。それにしても、最近クリスチャン・スレーターはよく死ぬ…。 【鉄腕麗人】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2004-01-30 14:51:04) |
《改行表示》15.挽歌でジョン・ウーに魅せられた私としては、ハリウッドでの映画は、どれも賞味期限切れの感覚でしか無い。今回も無難に創ってはいるが印象は薄い。金や名声を得れば、悲しいかな作品の質は落ちていく。巨人のFA選手のようなもの。 【まさサイトー】さん 4点(2003-12-24 00:21:42) |
14.んん~戦争映画だったらもう少し人間に焦点を当てるべきだと思う。たしかに戦闘シーンはすごくて見ている間は飽きなかったが、内容が浅い分ラストがダメだった。ジョン・ウーはやはり泥臭い映画はあまり似合わない。 【マーキュリー】さん 4点(2003-11-16 23:05:14) |
【T1】さん 4点(2003-11-12 20:31:21) |
12.任務とは言え同僚を手にかけるのはちょいとなぁ・・・って感じでクリスチャン・スレータの気持ちがよくわかる映画でございましたが全体的に戦闘シーンばかりで心理的な描写をもっと増やしてほしかったです。ホワイト・ホースをもっと描写してほしかったなぁ・・・ 【だだくま】さん 4点(2003-09-28 08:41:50) |
【クルイベル】さん 4点(2003-08-28 12:12:49) |
10. 期待して行った割に、余り新味の無い映画でガッカリ。ウー老師はアクションからの撤退を仄めかしとると聞いたが、こんなんで終わるのは納得出来ない。 【神父】さん 4点(2003-05-29 10:14:57) |
9.歴史考証がしっかりとした映画が出てくることは、もう二度とないのだろうか・・・・ 【やな太郎】さん 4点(2003-05-12 23:05:56) |
8.戦争に情なんていらねぇ~。任務なら仲間でも躊躇せず殺せ!! 【椎名】さん 4点(2003-05-05 04:13:19) |
【DDT】さん 4点(2003-03-19 19:14:18) |