1.不倫にお洒落も糞もないのだが、感覚的にはしゃれた印象の映画。
ドロドロしたシーンは一切なく、不倫のお話をきれいな映像とともに、
ソフトコメディーのタッチで描いている。
妻役のダイアン・キートンは知的だし、親友のゴールディ・ホーンはスタイルがいい。
二人とも相変わらず魅力的な女性だが、あくまで主役はウォーレン・ベイティなので、
あまりこれといった見せ所はない(特にゴールディ)。
お話の内容が内容だけに、女性二人側からの視点で描いたほうがもっと面白くなったと思う。
ラストはありきたりで、正直ストーリー自体はつまらない。
役者の魅力と映像と雰囲気で楽しむジャンルの映画。