《改行表示》13.《ネタバレ》 これは女性の性の開放を描いたフェミニズム映画ですよね。主人公姉妹が対になっていて、妹は結婚願望・愛されたい願望の塊で、既婚男性に騙されたのに相手への思いを断ち切れず、ストーカーになってしまいます。女性から見たバカ女ですね。一方、姉は異性との付き合いなんて厄介事が増えるだけだし、基本オナニー、時々セックスで欲求が満たされれば充分と考えています。そのため、愛を求めてくるケビン・ベーコンは捨てられ、セックスだけのマーク・ラファロは残されました。また、女性に対する暴力に対して、男への精神依存度の強い妹は負けましたが、自立した女性である姉は勝った。本作では随所に対立構造があり、それらによってテーマがわかりやすくなっています。そういえば、本来はJJリーが姉役でメグが妹役だと思うのですが、あえてその逆をいった配役も面白いですね。 この映画になぜメグ・ライアンという意見もあるようですが、私はメグの出演は必然だったと思います。 90年代のメグはロマコメ(死語)の女王だったし、落ち目だった頃のデニス・クエイドに寄り添い、彼をヤク中から立ち直らせた良妻としても評判でした。しかし、『プルーフ・オブ・ライフ』の現場でラッセル・クロウと不倫したことで、そのパブリックイメージは崩壊。それまでの陽のイメージが強かった分だけ不倫の反動は強く、ビジネス的にはもうロマコメをやれなくなったのですが、一方で個人的には「10年も良妻をやってきたのに、たった一度の不倫でここまで叩かれるの」という思いもあったことでしょう。そこに、女性の性の開放を訴える本作がやってきたわけです。これはニコール・キッドマンが95年から温めてきた企画であり、彼女の初プロデュース作でもあります。そんな大事な企画でありながらも、今のメグが演じるべきとして気前良く譲ったニコールの男前っぷりには感心します。 問題は、映画として全然面白くなかったこと。猟奇殺人事件とそれに絡む犯人探しがどうでもいい上に、主題にもうまく馴染んでおらず、さらにはドンデン返しにも大したサプライズがなくて、メグが脱ぐシーン以外では眠くて仕方ありませんでした。隠語を吐き、全世界に裸をさらした挙句に「痛々しい」だの「乳が垂れてる」だの言われたメグはお気の毒でしたが、人生、ダメな時はそんなもの。一方、7年も企画に携わりながらギリギリでイグジットした当時のニコールの強運には驚かされます。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 4点(2015-08-30 01:58:16) |
12.《ネタバレ》 ○サスペンスでありながら、犯人の動機がさっぱり描かれずモヤモヤの残る作品だった。○メグ・ライアンも相手役のマーク・ラファロも決して悪くなかった。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-10-20 22:39:58) |
11.内容にはほとんど意味がなく、主人公の精神錯乱ぶりをひたすら追い続けるだけの作品。ここまで破綻していると逆にある意味清々しいので、4点。出てくる男性陣がみんな少しも格好良くないのも、妙な徹底ぶりを感じさせる。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-10-16 03:21:14) |
10.メグ・ライアンのおっぱいを拝見させて頂く為の映画。内容は土曜ワイド劇場。 【憲玉】さん [DVD(吹替)] 4点(2006-10-04 21:07:01) |
9.《ネタバレ》 なんとなくJ・J・リーとケビン・ベーコンはメグ・ライアンつながりの友情出演っぽく感じますね、でも折角のこのキャスティングも作品自体にはあまりプラスになっていない印象です。結局この映画には“あのメグ・ライアンがヌードになった!”ぐらいの価値しかないんでしょうか。 【眼力王】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-05-16 23:34:55) |
8.メグ・ライアンの若かりし頃の映画を知らない人には単なる駄作サスペンスとして3~4点はゆくかもしれません。また、メグ・ライアンの若かりし頃の映画を知ってる人にもメグ・ライアンの裸が見られたという理由で3~4点はゆくかもしれません。でも、メグ・ライアンの若かりし頃の映画の強烈なファンには、怒りの0~2点でしょう。私としては、40歳台でまあまあの身体を保ってくれたメグ・ライアンに免じて、4点としました。 【ダルコダヒルコ】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-05-12 00:57:35) |
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7.まず長さね。面白い映画の条件のひとつに実際長くても長さを感じないというのがあって、その点で「まだ終わらんのか?」と長さを感じさせたことがマイナスだと思う。サスペンス仕立てにするなら特に長いと感じさせちゃアカンでしょ。そしてメグ・ライアン、はっきりいって演技で勝負できる女優じゃないです。フラフラダラダラとした動作にイライラして思わずジュリエット・ルイスを思い出してしまった。「頼むから少しじーっとしててくれ!」て感じ。全体を覆う湿り気といつもブラのカタヒモがでている主人公、顔を見ればメグ・ライアン。心地よい不潔さじゃないのよ。それまでの彼女へのイメージが観る側に刷り込まれてしまっているのも原因か、これはかなりのマイナスです。ジェニファー・ジェイソン・リーはあの雰囲気によく馴染んでたけど。映画としては、何に焦点を当てているのかよくわかりませんでした。殺人事件の絡ませ方が上手くないんですね、たぶん。酸いも甘いもかみ分けた中年のセックスシーンは退廃的でまあ、よかったんじゃないでしょうかね。不可解なことはですね、ケヴィン・ベーコンの存在理由とラスト、あの状態で家に帰り着いたメグです。歩いて帰ったのか??そして「ケセラセラ」もとってつけたような選曲で合ってないような気がした。成るように成るって・・・・ねぇ。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-02-05 14:40:13) |
6.こんなエロ映画の字幕を、なんでもかんでも語尾に「~せにゃ」ってつける、来年には70歳の眼鏡のバアさんにさせちゃダメだって。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-11-17 00:49:29) |
5.メグライアンもジェニファーも、何を抱えていて、それにどう立ち向かっているのかよく分からなかった。人間の内面を理解するのは難しいことだということを再認識。殺人事件のほうはどうでもよかったんじゃないか。そんな派手な手口にする必要があるのかと。 【ぷりんぐるしゅ】さん [DVD(吹替)] 4点(2005-08-14 20:17:54) |
《改行表示》4.《ネタバレ》 正直言って、他の映画でどんでん返しの展開には慣れてるんで、真犯人には全然驚きませんでした。メグ・ライアン映画ってあんまり観たことがないので(せいぜいトップ・ガンが限界)あれなんですが、あんまこの手の映画に出る年ではないんでは・・・。暗い部屋とかならともかく、冒頭すぐで花びらが舞うシーンとか街中とか比較的明るいロケーションではすっごい皺が気になります。 ケビン・ベーコンの存在の意味もわからなかった。結局なに?この映画でのケビン・ベーコンの役割は観客にこいつが犯人と思わせる為のデコイ的存在にしか過ぎなかったのか??こらっケビン!おまえが出てたから借りたんだぞ!!それをなんだチョイ役で終わってしまいやがって。 ストーリーもなんてことはないし、スプラッター的な表現もほんのちょっとしか出てこないし、ドラマにするにしてもサスペンスにするにしても観る側は不完全燃焼。しかもこの映画を観る前にすでに血がドバドバ出る映画を2本観ていたのでもうこのぐらいでは動じない。本当に、「ありがちな映画」って言葉があてはまる作品だと思います。電車に短歌が書いてあったのには日本人としてちょっと嬉しかったですが。 【TANTO】さん 4点(2005-03-01 14:44:04) |
3.なにを観るべきだったのかが分からなかった。メグライアンは確かに脱いでいたが、それがメインでもあるまいし。ミステリーも二流な感触。不完全燃焼。 【アンソニー】さん 4点(2005-02-12 03:56:01) |
《改行表示》2. え?何この不完全燃焼な感じは・・・。「メグ・ライアンがついに脱いだ!」と騒がれましたが、見てみるとハリの無い体にガックリ。残念ながら年齢を感じてしまいました。顔のアップも以前の輝きはどこへやら。せめてストーリーで魅せてくれるのかと思いきや、ミステリー部分も犯人がすぐ分ったし。普通「あいつが犯人か→逃げれて良かった→えっ、こいつが真犯人なの!?」って思わせられるはずなんですが、最初の「あいつが犯人か」が「いやお前犯人ちゃうやろ、何焦ってるん?」っていうツッコミから入ってしまうくらいバレバレでした。 エンディングも「何それ?」だしね。唯一の救いがケヴィン・ベーコン。相変わらず危ない匂いがする男です。 【暇人】さん 4点(2005-01-27 23:58:21) |
【kasumi】さん 4点(2004-05-29 01:43:34) |