7.「沈黙の戦艦」が4週連続全米ナンバーワンというとんでもないヒットとなったことから、ワーナーがセガールに大幅な予算と発言権を与えて製作したのが本作。「環境を大事にしましょう」と言いながら爆破アクションをやるチグハグな構成、趣味の悪いファッション、本筋とはまったく関係のないスピリチュアル描写(セガールが素手でクマを倒したり、裸の女性に誘惑されたり、ばあさんのグチを聞いてあげたり、常人には理解不能な内容)等々、セガールがやりたい放題にやっていて、ある意味見応えがあります。監督セガールは俳優セガールの大ファンのようで、セガールを盛り上げる演出はいつも以上。「セガールが実は凄い奴らしい」と聞いて急にビビり出す悪党というセガール作品お馴染みの描写が普段の5割増しくらいになっていて、かなり笑えます。主人公はヒロインを連れて行動しているものの彼女にはセリフがほとんどなく、クライマックスになると満足に顔も映してもらえなくなり、観客が見るのはセガールの雄姿ばかりという凄まじい状態となります。予算アップに伴い悪役も豪華になっているのですが(ボスがサー・マイケル・ケイン、戦闘部隊のリーダーがリー・アーメイ先生)、彼らもまた赤子のように難なく倒されるといういつものセガール映画の悪役に過ぎないため、良い俳優を連れてきた意味がありません。「ギャラさえもらえればたいていの仕事を受ける」をモットーに、「ジョーズ87復讐篇」撮影のためにオスカー受賞式を欠席したという素晴らしい経歴を持つマイケル・ケイン、またしても金に釣られたようです。同じく金に釣られた組でも、唯一ベイジル・ポールドゥリスだけは素晴らしい仕事をしています。アラスカの雄大な大地をまさに表現していて、オスカー受賞作に使用されていても不思議ではないほどの名スコアーを気前よく提供。引き続き「暴走特急」に起用されたのも、本作におけるマジメな仕事ぶりが評価されたためでしょう。 【ザ・チャンバラ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2004-08-05 16:13:49) (良:1票)(笑:1票) |
6.沈黙シリーズ(そんなものはない)の中では、そんなに面白くない方に入ります。と思ったら監督がスティーブン・セガール自身でしたか。役者だけやってて欲しいです。親日家みたいですし、悪い人ではないのでしょうが…。 【金子淳】さん [地上波(吹替)] 4点(2004-07-08 12:14:43) |
5.俺、セガールは好きなんですけどコレはどうも・・・。確かに環境問題を訴えたいのは分かるんですが、主人公が人を殺す殺す殺すで石油も垂れ流すわで、行動がメッセージ性の欠片も無いのはどういう事なんだろ? |
4.沈黙シリーズ(本当は別にシリーズではない)は出来る限り観てやろうと思っていたけれど、これ以降は何も観ていない。スティーブン・セガールは場所を変え品を変え設定を変え名前を変えるだけで、毎回やってること一緒なんだもん。何が沈黙だよ。騒々しいじゃないか。 【ひのと】さん 4点(2004-01-20 13:43:19) (笑:2票) |
3.解るよ、アクション外せないけど色々伝えたかったんだね。でもあんだけ長く派手に燃やしたり壊したりの地球に厳しい映像見せといて、最後に正論びっしりの演説くっつける彼の思考回路自体が汚染されてるとしか思えない。 【スルフィスタ】さん 4点(2003-11-21 20:31:16) |
2.主人公と旧知の仲のじいさんがいい味だしてたり部分的にはそれなりに面白い要素があったと思うんだけど、ストーリーがいささか大ざっぱすぎたかな。 【じゃん++】さん 4点(2003-08-17 22:36:26) |
1.セガール映画がみんな同じに見える病が僕にはあるようだ。 【あろえりーな】さん 4点(2001-12-03 23:16:19) |