《改行表示》13.万引き家族のプロトタイプ版って感じ。 途中まで何が主体の映画かわからなかった。 本題に入るまでが長いのと、わかりづらさ。 話の展開や組立、話のテンポなどが少々苦しい。 幼い柳楽優弥だけは見所。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2020-12-20 21:15:04) |
《改行表示》12.子供たちの演技、時間を感じさせる演出に好印象を受けるし、引っ越し当初の何気ない日常のシーンも好きだ。そして確かに母親には腹立たしさを覚える。 しかしそれで映画が終わってしまった。製作者が何を伝えたかったのか分からなく理解できない。社会に何かを問いかけている風ではあるが、強く主張する何かを感じられない。 兄弟姉妹のうちの姉の目線から苦悩や葛藤を感じとれるが深掘りはされず、出会う人々も訳ありな背景を抱えていそうだが同様で、ボヤっとした中途半端な印象だけが残る。 結局は皆、誰の実情もハッキリとは知らないという空虚感をを言いたいのかもしれないと、書きながら結論付けた。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-08-13 16:29:04) |
《改行表示》11.《ネタバレ》 70年代のドキュメンタリーのようなザラついた映像は不安感を煽ってホラー映画のような雰囲気で、なかなかいいカンジだと思ったが、実話ベースですよってのを冒頭で強調しておきながらも全体的に描写がマイルドで、ラストも絶望の中に希望(?)を感じさせるような妙に爽やかな終わり方で、少し違和感を覚えた。 でも実際、自分が子供の頃にも、家に知らない人が出入りしてるとか親がしばらく帰って来てないとか元父親に小遣い貰いに行ったとかそいったエピソードは身近に割とあったなぁ、と。 【J.J.フォーラム】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2020-04-29 00:20:23) |
《改行表示》10.《ネタバレ》 単純につまらない。監督はどんなことを考えてこの映画を製作しようと思ったのかは分からんが、ネグレクトはいけないというメッセージを伝えたいならもっと他のやり方があったろう。ラストがどうなるか興味津々だったけど、この終わり方ではよく分からない。つらいものを延々と見せておいて、最後に救いもないんじゃ何のためにお金払って長時間観るのか分からんよ。ネグレクトなどの悲惨な家庭問題を考えたいなら、児相に行ってみるといい。映画には希望があるべきだ。セリフが少なく、たらたら長いシーンも多いのもマイナス。 ただ賞を取っただけあって、柳楽優弥の存在感や演技は圧倒的に優れているし、ところどころオッと思わせるシーンもあった。でもいくら何でも長すぎる。 【mhiro】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2019-01-04 21:15:16) |
9.ゆっくりしたテンポで長い映画。 最後まで普通に見れるけど、見てて楽しい映画じゃない。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 4点(2010-07-10 22:33:34) |
8.《ネタバレ》 現代社会の無関心をえぐりだした社会に対する警鐘作品・・・と言いたいのだろうが、敢えて言う。誰も知らないほど世の中は甘くない。公園の水道で洗濯するシーン、コンビニで余り物をもらうシーン。こういう「普通じゃない行動」をしている人間を社会は見て見ぬふりをしてくれるだろうか・・。答えは否だ。金節約のためにこういう事をしようとした僕自身の経験から見て間違いない。困っている人の無知や防衛術のなさに付け込んで、経済的、精神的、肉体的、そして性的に搾取しようというとする連中が必ず出てくる。そういうハイエナどもは一般人や役所の人間よりも鼻が効くし、知的障害者、老人、当然子供だって容赦はしないだろう。現代はこの作品以上に危険で不寛容な時代であり、登場する子供たちが行方不明になったりしなかったのは現実では母親が月何回は見に来ていたからだろう。そういう意味でこの作品は所詮一種のファンタジーであり、あるいは「普通じゃない行動をする人」に対する変な憐みにしか僕には感じないのである。 【はち-ご=】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-01-12 00:47:24) (良:1票) |
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7.真綿で首を絞められるような映画でした・・・。子どもたちが捨てられるというバイアスをもってないと、前半の淡々とした日常はあまりに長すぎです。でもやはり、子どもたちが自然体の静かな日常をとらえ続ける撮影監督の技量には感服です。長男の明がお金の工面にパチンコ屋に勤める誰かの親父に会いに行ったとき、にやにやしながら「お金を貸して」というところはもう脱帽でした。こんな演技があったのか!と。彼はスゴイ。前半と後半の顔つきも全然違っていて、子どもの成長の早さにびっくりです。 【kaneko】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-09-14 10:08:46) |
6.うーん、長いしつまらない。楽しそうな生活に見えてしまった・・。 【名無しD】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-12-22 22:35:10) |
5.《ネタバレ》 人間の残酷さはあまり伝わってこない。むしろ、逞しく生きようとする子供たちにただただ応援したくなる感覚しか生まれないような感じ。子供の健気さばかりを描きたいなら、中途半端に「実際の事件をモチーフに…」などと冒頭でことわりを入れて、事件をここまで美化して描くよりも、まったくのフィクションとして作り上げた方が良かったような気がする。最後も、死んだ妹を埋めた後、平然とまた子供だけの生活に戻っていく子供たちの姿だけで終わる尻切れ感。実話が元だとことわったなら、実際の事件の顛末を、文字でだけででも説明する責任があるのではないか?めでたしめでたし的に終わってる場合ではない。 【MARK25】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2006-05-16 18:01:38) |
4.オカンが悪い、オトンも悪い、親が悪い!他はみんないい人でした。援助交際のオッサンも紳士的な感じだったし. 【くまさん】さん [DVD(吹替)] 4点(2005-11-10 02:05:06) |
3.是枝作品を初めて見た。メルヘンチックでふわふわとした画と音楽、しかしその根底にあるのは無責任な大人と社会への冷たい視線…といったところだろうか。しかし、私はやはりこの手のストーリーが好きではないし、この映像表現も合わないみたいだ。人間って、ましてや子どもの心って、もっと複雑で混沌としていると思う。いくらフィクションだとしてもこんな風にいくかなあ…、と疑問しきりだった。一歩引いた目線でそれを見据える抑揚のない流れも、そして延々とそれを続けるのも返って計算高さのようなものを感じた。YOUの演じる母親だけには妙にリアリティを感じた。子どもが可愛いのかどうでもいいのか、どっちつかずの空恐ろしさとあくまで軽い言動が、未熟な大人の典型のようで怖かった。 【のはら】さん 4点(2005-03-27 02:04:03) |
2.ものすごーく出鱈目な事が書いてあったので書き直します。社会派という自負がこの人にはあるのだろう。映画が社会に対するご意見番になりうると信じているのだろうか。映画はどんなに人気があってもやがてスクリーンから姿を消す。だから歴史に残る映画でさえ、何が(フィルム?壁に映る光?ビデオ?)残っていることで歴史性を誇示しているのかよくわからないのだから映画って儚いと思う。儚いものが社会と対峙してもいい結果は得られなさそうなのに、この映画は社会を語るためのただの媒介になってしまったように思う。暖めていた企画ということで執念はあったと思う。でもその執念は本当の映画を作ることだったかどうか。 【Qfwfq】さん [映画館(字幕)] 4点(2005-03-09 12:57:00) |
1.実話にもとづいたフィクションということだけど、観ている側に訴えるものは感じるものの何が言いたいのかよく伝わってこないまま黙々と流れていく映像といった感じで観てうてイライラした。 【civi】さん 4点(2005-03-08 06:28:52) |