5.《ネタバレ》 先に撃ってきたのは娼婦に絡んでくる大佐の方。
マデリン・ストー演じる娼館の経営者はその大佐を逆に撃ち殺してしまう。正当防衛だと思うのですが、
死刑を宣告されるマデリン・ストー。しかし刑の執行寸前で3人の娼婦に助け出される。
その後は西部劇でお馴染みのピンカートン探偵社に追われるという設定だったはずですが、
途中からはこの設定をお忘れになったかのようにストーリーが進行していきます。
もっと執拗に追手に彼女たちを追わせて絡ませなきゃ・・・。
手配書まで作られたお尋ね者のはずが、途中からは追手の存在感が全く無くなってしまいます。
「ヤングガン」では地味な役回りだったダーモット・マローニーが2枚目役をカッコよくこなす。
ジェームズ・ルッソもこういう役がよく似合う人です。
脇を固める男優もよかったし、4人の〝バッドガールズ”も魅力的だっただけに惜しい作品です。