最後の忠臣蔵のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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最後の忠臣蔵

[サイゴノチュウシングラ]
2010年上映時間:133分
平均点:5.83 / 10(Review 23人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-12-18)
時代劇歴史もの小説の映画化
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タイトル情報更新(2024-09-28)【イニシャルK】さん
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監督杉田成道
角川歴彦(スーパーバイザー)
キャスト役所広司(男優)瀬尾孫左衛門
佐藤浩市(男優)寺坂吉右衛門
桜庭ななみ(女優)可音
山本耕史(男優)茶屋修一郎
風吹ジュン(女優)茅野きわ
安田成美(女優)ゆう
田中邦衛(男優)奥野将監
伊武雅刀(男優)進藤長保
片岡仁左衛門(十五代目)(男優)大石内蔵助
福本清三(男優)吉良上野介
柴俊夫(男優)
笈田ヨシ(男優)茶屋四郎次郎
井上肇(男優)
原作池宮彰一郎「最後の忠臣蔵」(角川文庫刊)
脚本田中陽造
音楽加古隆
撮影長沼六男(撮影監督)
製作椎名保
ワーナー・ブラザース(「最後の忠臣蔵」製作委員会)
電通(「最後の忠臣蔵」製作委員会)
角川映画(「最後の忠臣蔵」製作委員会/製作プロダクション)
角川書店(「最後の忠臣蔵」製作委員会)
東京現像所(製作協力)
オムニバス・ジャパン(製作協力)
企画鍋島壽夫
配給ワーナー・ブラザース
美術原田哲男
西岡善信(美術監督)
衣装黒澤和子(衣装デザイナー)
編集長田千鶴子
録音柴崎憲治(音響効果)
その他池上司〔原作〕(特別協力)
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4.《ネタバレ》 端的に言うと失敗作だと思います。2004年NHKドラマ版(ジェームス三木脚本)の出来が良すぎただけに、どうしても較べてしまいます。ドラマ版では上川隆也演ずる寺坂吉右衛門が主人公で瀬尾孫左衛門(香川照之)が親友だったのを、映画版では逆に孫左衛門を主人公にして、さらに可音がらみのエピソードだけに絞り込んだのは時間の都合上仕方ないと思いますが、そのせいで寺坂と瀬尾の友情の描き方が不十分です。また可音の桜庭ななみというキャスティングは悪くなく、役所広司演ずる孫左との淡い恋情などはよく描かれているとは思いますが、前後の状況説明が足りないため最後の切腹の説得力が減じている気がしてなりません。せっかく寺坂に佐藤浩市という実力者を配したのに実にもったいない。やはりドラマ版のように寺坂を主役にした方が物語が理解しやすい気がしました。ただドラマ版を知らずに映画を見た人にとっては、「こういうものかな」と素直に受け取れるかもしれません。
蛇蟇斎狐狸窟さん [映画館(邦画)] 4点(2010-12-21 22:11:58)(良:1票)
3.《ネタバレ》 「忠臣蔵の話というよりは、父娘の絆を描いた話だったのか」
「父娘の絆を描いた話じゃなくて、曽根崎心中のような悲恋譚だったのか」
 と二度に亘って驚かされた本作品。

 期待していた内容とは違っていた、という失望もあってか、どうしても満足感が得られず終いだったのですが……
 それを差し引いても、細かい部分が気になってしまう映画でしたね。
 例えば中盤のシーンにて「昭和三十三年」なんて書かれている墓石が、思いっきり画面に映っていて、それも主人公の立ち位置より前に鎮座していたりするものだから、これはもう完全に興醒め。
 この映画の作り手全員がそこに気付かなかったとも思えないし、ちゃんと慎重に撮れば回避出来る類のミスでしょうから、何というか「作り手に誠意が欠けているのではないか」なんて疑念が生じてしまい、映画そのものに対して不信感を抱く形となってしまったのです。

 普通の忠臣蔵映画であればクライマックスとなる「吉良邸討ち入り」の場面を序盤に持ってくる構成は良かったのですが、結局あそこが一番面白かったのでは……と思えてしまう辺りも残念。
 その代わりに用意されている山場が「可音の嫁入り」というのは、如何にも寂しかったです。

 「死んだら、あきまへん」と言われたのに切腹するラストに関しても、忠義だの美学だのよりも主人公の身勝手さを感じてしまったのだから、自分とは相性の悪い映画だったのでしょうね。
 主演である役所広司の貫録、ただ画面に映っているだけで漂ってくるような哀愁は、流石と思わせるものがあっただけに、共感出来なかった事が勿体無く感じられた一品でした。
ゆきさん [DVD(邦画)] 4点(2017-01-17 22:19:57)
2.《ネタバレ》 最初は思ってもいなかった内容で多少とまどったが、娘の婚礼と切腹で終わるというのはありきたりのストーリー展開だろう。
とは言え、役割が終わったから切腹するというのは理解できへん。まぁ、現代人と江戸時代の侍の違いだと言えばそれまでだが・・・
あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 4点(2011-10-16 01:59:45)
1.ぬるい。登場人物が台本通りというか、誰も突拍子のない行動せずに、予定調和で終わったのが気に食わない。どっかで修羅場がほしかったなー。
Yoshiさん [DVD(邦画)] 4点(2011-07-26 22:24:19)
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【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 5.83点
000.00%
100.00%
200.00%
314.35%
4417.39%
5313.04%
6730.43%
7626.09%
828.70%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 4.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 5.33点 Review3人
4 音楽評価 6.00点 Review2人
5 感泣評価 5.66点 Review3人
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