2.《ネタバレ》 序盤のヒロインというか鍵を握ってたのは明らかに杏だったけど、あっさり切り捨ててしまったのは勿体無かったね。
終盤は杏なんて居たっけ?というくらい忘れ去られてしまってた。
その代わりに中盤から水原希子が真のヒロインとして台頭してくるけど、こちらも既に死んでしまってるし、回想シーンだけの描かれ方ではちょっと弱かった。
最後に残ったヒロイン候補が鈴木保奈美では歳食い過ぎだし、どう考えても理解不能なキチガイ設定ということで、同情の余地はなかった。
まあ、殺す必要があったとまでは思わなかったけどね。
二宮和也とトヨエツを目当てに見てた人は多少楽しめたかも知れないけど、女優目当てで見てた僕には辛い展開でした。
あと、ストーリーを目当てに見た人にはご愁傷様としか言い様がない。
特に真のプラチナデータの真相がしょぼ過ぎてガッカリ。
もっと壮大な物語かと思ってたのに単なる隠蔽だったとはね。
そんなつまんないことの為に命懸けの攻防してたというのがアホらしい。
しかも、証拠となるDNA自体が偽装されてしまえば、プラチナデータは何の価値もない冤罪作成システムに成り下がるという設定が物語を薄っぺらくしてしまってる。
この前提がある以上、仮に真のプラチナデータが実装されたとしても、裏工作で隠蔽できてしまうという欠陥システムでしかない。