1.《ネタバレ》 構想30年(長い)。
歴史ドラマの背景に男色を出すのは大島渚監督の影響あり?
本能寺の変は男色による男の嫉妬が原因で、壮大な痴話げんかの結果であったという流れなら、それはそれでフィクションとしてありだと思うが、結局は単に跡目争いの果て(パワハラ受けても我慢していたのに、俺じゃないんかい!)というのはいかにもで、あらあらでした。
光秀も秀吉のあんな口車に簡単に乗っかってしまうとはあまりにもお粗末(な脚本)。コントか!
劇中のたけしとその仲間たちによる寒いギャグ(グタグタ感のあるアドリブ)もただのTV的な悪ふざけでしかなく面白くもない。
そもそも本編が始まって早々に信長が「村重には役不足だから・・・」と言ったけど、それを言うなら「力不足」でしょ。誰も台本チェックしないの?誰もたけしにモノが言えないの?と、そこが気になって仕方なかった。ちょっとがっかりでした。
ただ、ラストの締め方(オチ)はさすがでした。