1.《ネタバレ》 中身が全く無い主人公二人のからっぽの人生に付き合わされる90分で、全く努力のできない二人に『それって主役としてどうなん?』って気持ちでいっぱいでした。
いくらコメディとは言え、やはり夢や希望、もしくは友情や努力や思いやりの大切さってものを、もうちょっと見せてほしいものです。この作品には何もない。一見美しい友情のように見えなくもないですが、これってダメ人間同士が傷なめあってお互いを甘やかしているだけなんじゃない?
ラストの成功だって、ただのラッキーに過ぎません。それも、高校の時に馬鹿にしていた男のクラスメートが事業に成功していて、それに乗っかるという節操の無さが信じられません。ってゆーか、それって主人公のモラルとしてどうなんでしょ?
でっちあげトークは見ていて痛々しすぎます。
クラブでならしたとかいうダンスは目も当てられないくらい酷いもんです。
それに対する周りの拍手だって、予定調和どころの話じゃなくて、寒すぎです。
とは言え、全体的な流れや、ハッピーライフなテイストは嫌いではありません。
でもね。ここまで主役二人に魅力がないと、全然楽しめないもんですね。