1.《ネタバレ》 竹中直人は、監督としてなかなか良い仕事してたと思います。センス感じました。みんなの鼻歌や、夢の見せ方なんかも面白かったです。ただテーマはそんなに悪くもないと思うんですが、脚本、なんかつめが甘いような気がして。これといった見せ場もなかったですし。竹中さんのエキセントリックな演技も、素敵なんですが、今回テーマがシリアスなだけに「家庭を持ち悩める一人の父」というキャラクターにリアリティーが感じにくくなってしまい、感情移入が少ししずらくて。そんなこんなで、なんとなく中途半端な作品になってしまっているように感じました。