八甲田山のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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八甲田山

[ハッコウダサン]
1977年上映時間:170分
平均点:6.30 / 10(Review 80人) (点数分布表示)
ドラマアドベンチャー歴史もの実話もの小説の映画化
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タイトル情報更新(2024-08-18)【イニシャルK】さん
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監督森谷司郎
助監督神山征二郎
中田新一
キャスト高倉健(男優)徳島大尉
北大路欣也(男優)神田大尉
三国連太郎(男優)山田少佐
加山雄三(男優)倉田大尉
緒形拳(男優)村山伍長
秋吉久美子(女優)滝口さわ
加賀まりこ(女優)徳島妙子
栗原小巻(女優)神田はつ子
大滝秀治(男優)中林大佐
島田正吾(男優)友田少将
丹波哲郎(男優)児島大佐
小林桂樹(男優)津村中佐
藤岡琢也(男優)門間少佐
前田吟(男優)斉藤伍長
佐久間宏則(男優)長谷部一等卒
森田健作(男優)三上少尉
玉川伊佐男(男優)沖津大尉
江角英明(男優)進藤特務曹長
田崎潤(男優)鈴木貞雄
菅井きん(女優)斉藤の伯母
東野英心(男優)伊東中尉
下條アトム(男優)平山一平卒
花沢徳衛(男優)滝口伝蔵
加藤嘉(男優)作右衛門
山谷初男(男優)沢中吉平
浜村純(男優)中里村の老人
丹古母鬼馬二(男優)福沢鉄太郎
樋浦勉(男優)佐藤一等兵
神山繁(男優)本宮少佐
浜田晃(男優)田辺中尉
新克利(男優)江藤伍長
竜崎勝(男優)永野軍医
山西道広(男優)野口見習士官
大竹まこと(男優)青森歩兵第五連隊兵士
加藤健一(男優)高畑少尉
金尾哲夫(男優)中橋中尉
伊藤敏孝(男優)花田伍長
仲野裕(男優)井上見習士官
堀弘一(男優)渡辺伍長
五頭岳夫(男優)鬼島軍医
原作新田次郎「八甲田山 死の彷徨」(新潮社版)
脚本橋本忍
音楽芥川也寸志
東京交響楽団(演奏)
撮影木村大作
加藤雄大(撮影助手)
岸本正広(撮影助手)
製作橋本忍
田中友幸
野村芳太郎
東宝映画
企画佐藤正之
川鍋兼男
馬場和夫
配給東宝
美術阿久根巌
編集池田美千子
南とめ(ネガ編集)
録音東宝録音センター(整音)
吉田庄太郎
照明高島利雄
その他芥川也寸志(指揮)
IMAGICA(現像)
木村大作(4Kデジタル修復版監修)
あらすじ
ロシアとの戦争の可能性が強くなった1901年末、第四旅団指令部は八甲田山での雪中行軍訓練の実施を決定した。行軍計画は、青森第五連隊からの部隊と弘前第三十一連隊からの部隊が八甲田山中ですれ違うというものであった。第三十一連隊の徳島大尉(高倉健)率いる部隊は、少数精鋭で出発するが、第五連隊の神田大尉(北大路欣也)隊には、上官の山田少佐(三國連太郎)が加わり、大部隊で出発した…。
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9. この映画を観た後の教訓は「雪山を甘く見ない」、これに尽きる。題材からして雪中行軍を描くことは自明だから、厳寒の中で撮影を行ったことは評価するがこれほど長尺にする必要はない。
 過酷な雪山の表情に時折見せるレンゲツツジやリンゴの花などが心を癒す。佞武多や桜、菜の花も含め雪山だけでなく四季の移ろいや山野の表情が描かれたのは好ましい。
 何事も一度始めると止めることが難しいこの国において、上層部の責任の重さ、指揮命令系統に問題はなかったか等、現代にも通じる問題意識がある。それだけに、リーダー・部下それぞれの心情の描写不足は惜しい。
 ラストの老村山伍長(緒形拳)の表情が余韻を残す。
風小僧さん [映画館(邦画)] 4点(2017-02-12 14:14:50)(良:1票)
8.当時、多大な費用をかけた宣伝で、それまで邦画に興味がなかった若者層の観客にも映画館に足を向かわせた、功績の大きい映画。また、同時に映画館に足を向かわせた若者層を含む多くの観客に、宣伝の割にはつまらないと、二度と邦画を観に映画館へ足を向かわせなくした、A級戦犯的映画。
ダルコダヒルコさん [映画館(邦画)] 4点(2010-05-14 00:13:35)(良:1票)
7.開始1時間たっても、盛り上がりがなく、退屈。
へまちさん [DVD(邦画)] 4点(2018-03-28 22:06:05)
6.ひたすら雪山を歩く映画
もんでんどんさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2013-08-08 10:59:22)
5.ものすごく昔に、天は我々を見放した、という台詞と共にその予告編が鮮烈に焼き付いていましたが、何十年という時をこえて今回ついに、初鑑賞することとなりました。感想としては、もっと発狂しておかしくなってしまう人が続出するのかと思っていたら一人しかいなかったのと、高倉健の部隊は無事だったことに、想像との違いを知りました。それにしてもよくまぁ撮影したもんです。スタッフも役者も相当大変だったでしょう。それだけの力作ですから、作り手の魂は十二分に伝わってくるのですが、いかんせんこれは映画です、娯楽作品です、その点を考えるとどうしても回想シーンがあまり効果的になっておらず、むしろくどいし、編集の下手さが目立って仕方なかったです。辛くて厳しいという大まかなことは伝わってくるんですが、肉体的にまた精神的にどう辛いのか、その辺りの描写がもう少し掘り下げてあったら、見ているこっちも一緒になって、凍え死ぬ様な思いになれたかもしれません。大作映画はどうしても「小の描写」よりも、「大の描写」におもむきを置きがちになる悪い傾向がありますね。
Dream kerokeroさん [DVD(邦画)] 4点(2013-06-21 20:49:24)
4.《ネタバレ》 大作、力作、そんな言葉がぴったりの映画だけど、正直それほど楽しめなかった。簡単に言えば「八甲田雪中行軍遭難事件」の単なる再現映像になってはいないか?ということだ。映画ならば人間ドラマを見せてほしい。そこが希薄だと感じた結果、せっかくの豪華キャストもありがたみが無くなってしまった。加山雄三は当時落ち目だったのかもしれないが、緒形拳、丹波哲郎あたりは役不足でしょう…。苦難の連続も、徳島大尉も神田大尉も、その他の人らも面白みに欠ける。ただただ雪との闘いでこれだけ長いとかなり疲れる。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2012-08-26 12:30:12)
3.《ネタバレ》  大変不親切な映画だと思います。よく商業映画としてヒットしたなと。
まず、何にも予備知識の無い人間がこの映画を見て、二つの隊の状況、ルート、違いを理解できるでしょうか?無理だと思いますが。
 そしてただでさえ暗くて見づらい画面に加えて、頻繁に説明無しに切り替わる二つの隊の映像、これは福島隊、これは神田隊と瞬時に見分けるには、かなり集中力がいるのでは?
まるでわざとわかりにくくしてるような演出だと自分には感じられました。
ただし、もし手元に何かこの事件を記した本(できたら地図付)があれば、話は全然違います。
 そういうものを参照しながら見れば、どれほど一つ一つのエピソードが丁寧に描かれてるか良くわかるんです。
 だからこそ、最初に言った不親切さが残念な映画ですね。
しかし、こんなわかりづらい映画が商業映画として大ヒットするって昔の映画観客は随分ゆるかったと感じます。
 参照する本さえあれば7点、しかし普通はそんなもの頼れないのでー3点です。
rhforeverさん [DVD(邦画)] 4点(2009-11-21 14:46:12)
2.《ネタバレ》 完全版なるものの方を鑑賞。どこまで史実に基づいているのかは謎だが、単純に長いだけで面白くは無い。二人の隊長の対照的な運命はそれだけで面白くあるはずなのだが。山に入ってからが雪降ってるし帽子被ってるしで、誰が誰だか良く判らなくなる。高倉の隊の映像なのか、北大路の隊の映像なのかも時々分からなくなる。もう少し編集なり構成なりでどうにかなるはずだが、その編集自体が非常に稚拙。なんでそんなカットが入るんだ?ってことも少なくない。ばらっばら。これでは編集の技量でなんとか、などとは望むべくも無い。とにかく散漫に映像を並べてある。三時間弱もかけて、どこまで脚本通りに撮られているのだろうと疑念すら沸く内容。やけに叫びたがる演出は悲壮感を出したいが故か。メリハリなく、逆効果ですよ。氷を蝋で表そうとするのはいかにも時代ですな。撮影は大変だったろうなぁとは思うものの、作品はその労力に応えるものになっていなかった。
MARK25さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2008-10-20 21:10:48)
1.この映画の何が面白いのか、まったく分かりません。だもので、もう一度見直そうか…とは、やはり決して思いません(笑)。確かに撮影は大変だったろうし、作り手の苦労が画面からヒシヒシと伝わってくる。けどさあ、それが作品を救うどころか、ただうっとうしいだけに終わっているってのが、最大の”悲劇”でしょう。唯一記憶に値いするのは、秋吉久美子に高倉健たちが「礼っ!」と敬礼する時の、彼女のはにかんだ笑顔だけ。やっぱり映画を「救う」のは、女たちなんだな。
やましんの巻さん 4点(2003-08-04 11:24:03)
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【点数情報】

Review人数 80人
平均点数 6.30点
022.50%
100.00%
222.50%
322.50%
4911.25%
51417.50%
678.75%
72126.25%
81215.00%
978.75%
1045.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.33点 Review3人
2 ストーリー評価 8.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.25点 Review4人
4 音楽評価 9.33点 Review3人
5 感泣評価 8.00点 Review3人
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