2.《ネタバレ》 子供(小学生)が一人で見て「泣いた」というので驚愕しながら一緒に最初から見たのだが、なるほどみかんと母が号泣するところは悲しかった(泣きはしないけど)。でも悲しいというより「こんなひどい設定の映画つくらなくてもいいじゃないか」という憤り(笑)の方が個人的に先にきてしまう。あたしンちは日常のちょっとしたことで笑わせるのが得意なのに「体が入れ代わる」とか120%ありえない話をどうして作り出すのか理解に苦しむし、笑うよりも悲しくなるようじゃだめだ。いっそのことクレシンみたいに地球(春日部?)の危機を救う話にする……ってのも無理あるし、映画にそもそも向いてないんだと思う。にしても母役の声優さんはこの映画の翌年からケロロを演ずるわけで、声の使い分けと演技力に感心してしまう。ま、ケロロにしても映画は惨憺たる出来だが(笑)。