6.実験映像としてはとても興味深い。しかしここまで「ドラマが作品の外にある」というのはいかがなものか。こんな手間暇をかけるのならシナリオ的にもう少し粘って、独立した一編の作品として成立させる何らかのアイデアを投入して欲しかった。繰り返される長回しの連続は圧巻だが、その繰り返しが「一つの時間・空間を様々な人々が共有している」ということ以上の意味を持っていない点が特に惜しい。 【皮マン】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-10-11 14:46:53) (良:1票) |
5.意外と普通だったなぁというのが、正直な感想。世界には思いがけない可能性があるんだとか、なんだかいままであった均衡が崩れているようだとか、みんな大きな声では言わないが感じていることだと思うから、「答えは出しませんけどね」ってこの手の事実を見せ付けられても、普段考えている以上のことは考えられないと思った。結論がないのはひとつの主張ではあるけれど、この題材においてはそのスタンスはどうなんだろう。最近は「中学生日記」だって結論があるのに。 【ぽん太】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-02-11 21:26:40) (良:1票) |
4.実際に高校で起きた銃乱射事件を題材にしていて、パルムドール賞を受賞したらしい。 映画としては、全く面白くないんですけど、約80分案外あっさり観ることができました。 “地下鉄サリン事件“ やら、 ”911同時多発テロ“ やら自分がいつ事件に巻き込まれてもおかしくない・・・・。 【へまち】さん [DVD(字幕)] 4点(2018-07-30 20:24:05) |
3.同時に起こっている出来事を1人1人の視点から切り取って描くという手法は非常に面白いが、ベースとして扱っているのが実在の重大事件だけに、個々の心理描写にしても事件そのものの考証にしても軽く扱いすぎ、日常性を強調するあまりの失態だろうが、実在の事件をリアルに描こうと思ったら日常性・臨場感といった表面上のリアルさだけじゃなく事件概要や感情面もリアルに描かないと意味がない。芸術性とでも思っているのか無駄で間延びし退屈なカットも多くただの趣味の悪い殺戮映画に成り下がっている。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-05-08 07:47:35) |
2.短い上映時間だけに中身がスカスカだった。この手の事件は実際世界で起きているのは知っているが題材に映画化するならドラマ性が欲しかった。キャラクターの名前を出す必要があったのか? 唯一、虚しい空の画は無言のメッセージが伝わってきた気がする。 |
1.コロンバイン高校の乱射事件を題材にした映画ですが、映画単品として見るとなんともみどころが薄い気がします。時間が短い割に前半は何の変哲もない日常を撮るだけで退屈だし、クライマックスの方も淡々としすぎてイマイチ訴えかけてくるものが感じられないです。僕は好きじゃないです、こういうの。 【すべから】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2008-03-21 12:08:33) |