3.《ネタバレ》 全体的に、映像はTVレベルで特徴も無いし、点は辛め。 「実は騙されていたのは、主人公 (たち) でした」 これは、詐欺師系映画の常套手段。なので、最後の大どんでん返しに期待していたけど、、もしかして結婚式からのドタバタ劇がそうなら、伏線なし、爽快感なし、面白くない、の三拍子揃って、かなりスベった感じ。個人的には、最後に親子二組がめでたく和解して、千利休の茶碗よりも、一億八百万円の美術品よりも、世界にたった一人の子の存在こそかけがえのないものでした、、の胸熱路線で終わらせてもよかった気がするんですよね。 あと、息子さん (前野朋哉) がコツコツと作っていたジオラマ? ですかね、あれがマニアや専門誌の評論家あたりに大絶賛されて思わぬ高値がついちゃった、、って皮肉めいた展開を想像 (期待) していたけど、、一体なんだったのでしょう、あの思わせぶりなジオラマは。 結局のところ、ストーリーに難癖ばかり出てくるってことは、きっと「脚本」がイマイチなんだろうなあ、、監督と出演者たちに罪はなし、ってことで、以上。