1.「キャッスルロック」シリーズ最後の物語。キャッスルロックとはキングの作品に多く登場してきた架空の町の名前です。この作品は アイデアが非常に面白い。ガントという骨董屋が町に越してきて商売を始める。商品の代金のかわりとして、買い手には他人への嫌がらせ(かなり悪質なイタズラ)を命じる。来客者に対して次々と「嫌がらせ」を命じていき町を混乱の渦に落とし入れる。結局、町全体を巻き込んだ壮絶な殺し合いが 展開されます。すごく面白いんだけど、やはり原作を省き過ぎている点(仕方ないが)と、最後大爆発シーンが全然迫力無く描かれている点が大きなマイナス。 ちなみに原作では「スタンド・バイ・ミー」に出ていたエース・メリルが出て来ます(映画では出て来ない)。