4.《ネタバレ》 あれもこれもと詰め込みすぎて消化不良をおこしていた前作に比べてストーリーはわかりやすくなりました。SFX効果にスクリーミング・マッド・ジョージを迎えグロテスク度がアップ。意図は不明だけど美緒蟲やら加藤美緒がインパクト大。細かいところですが看護婦の白衣に落としきれなかったシミが所々ついてて当時は物資が不足していたんだなと感じさせ、そこがリアルでよかった。病院特有のおどろおどろしさや手術器具の金属の光沢感なんかも戦中~戦後の得体の知れない恐怖感を効果的に表現しています。野沢直子が意外に好演しててオイシイ。加藤保憲演じる嶋田久作の存在感も健在。ただし、トータルで面白いかどうかは別でやっぱりイマイチなんだよなぁ。自分はスケールアップもスケールダウンもしていないと感じたので前作と同じ4点。現在の撮影技術やCG技術でリメイクしたら面白いの出来るかも?