3.ダンスシーンは今でも通用するくらいのレベル。
だが話がつまんない。
同じように80年代のダンス映画を思い出してみると「フラッシュダンス」とか「愛と悲しみのボレロ」と同じくらいのレベル。
アメリカが正しくてソビエトが間違っているという設定自体が、どうも気に食わない。
結局、飛行機が墜落しなかったら何事もなく済んだ話なんだよね。
ところで、私は海外の役者の演技というものには特に違和感を感じたことはないのだが、今回、イザベラ・ロッセリーニという女優が、凄く下手くそに感じた。
涙は偽物だし、ロマンスは学芸会の演技。
その上、白人の主人公が「男を選べるくらいの美女だ」みたいなことを言って「え?!」って思った。
顔は田舎臭いし、体型も下半身太り。
誰だよ?コイツと思って調べたら、イングリット・バーグマンの娘だった!
ロッセリーニ=バーグマンの娘=美人、という方程式だったのね。
顔は確かに似てるかもしれないけど、演技の才能は遺伝しないんだね。