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ゴジラVSビオランテ

[ゴジラタイビオランテ]
GODZILLA VS. BIOLLANTE
1989年上映時間:105分
平均点:6.91 / 10(Review 90人) (点数分布表示)
公開開始日(1989-12-16)
SFシリーズものパニックもの特撮ものモンスター映画
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タイトル情報更新(2024-07-05)【イニシャルK】さん
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監督大森一樹
助監督アベユーイチ
キャスト三田村邦彦(男優)桐島一人
田中好子(女優)大河内明日香
高橋幸治(男優)白神源壱朗(遺伝子工学博士)
小高恵美(女優)三枝未希
沢口靖子(女優)白神恵理加(特別出演)
峰岸徹(男優)権藤吾郎(G対策センター一佐)
高嶋政伸(男優)黒木翔(自衛隊特佐)
金田龍之介(男優)大河内誠郷
上田耕一(男優)山地統幕議長
永島敏行(男優)山本技術部長(友情出演)
久我美子(女優)大和田官房長官(友情出演)
豊原功補(男優)スーパーX2オペレーター
鈴木京香(女優)スーパーX2オペレーター
相楽晴子(女優)テレビレポーター
中田博久(男優)小山実(防衛庁長官)
佐々木勝彦(男優)竹田(自衛隊員)
坂田祥一郎(男優)作戦室員
大森一樹(男優)千里中央病院の医者(ノンクレジット)
黒部進(男優)航空幕僚長
デーモン小暮(男優)デーモン小暮
斉藤由貴避難を呼びかける歌手(ノンクレジット)
伊倉一恵空港のアナウンス(ノンクレジット)
原作小林晋一郎(ゴジラストーリー応募作品「ゴジラ対ビオランテ」より)
脚本大森一樹
音楽すぎやまこういち
伊福部昭(ゴジラ・テーマ曲)
撮影加藤雄大
清久素延(撮影助手)
製作田中友幸
東宝映画
プロデューサー富山省吾
配給東宝
特撮川北紘一(特技監督)
神谷誠(特殊技術 助監督)
江口憲一(特殊技術 撮影)
久米攻(特殊効果)
大屋哲男(CG)
松本肇(エフェクトアニメーション)
大澤哲三(特殊技術 美術)
都築雄二(特殊技術 美術助手)
斉藤薫〔照明〕(特殊技術 照明)
山本二三(マットペインター【ノンクレジット】)
作画破李拳竜(絵コンテ)
美術育野重一
編集池田美千子
録音宮内一男
斉藤禎一(録音助手)
照明粟木原毅
スーツアクター薩摩剣八郎ゴジラ
その他日本テレビ(資料協力)
東京現像所(協力)
東宝録音センター(協力)
小林清志(予告編ナレーション)
市川南〔製作〕(宣伝担当)
手塚治虫(ゴジラストーリー選考委員 特別審査員)
あらすじ
ゴジラが新宿を襲撃した後、その場所からゴジラ細胞を極秘に盗んだ奴らがいた。奴らはサラジア国の者で、そこで遺伝子工学の白神博士がゴジラ細胞の研究を行っていた。しかし、研究所は「バイオ・メジャー」と呼ばれる組織に破壊されてしまいそのときに博士の娘英理加も死んでしまう。~ゴジラが三原山に落ちてから五年後、超能力少女三枝未希はゴジラの動きを感じる。ゴジラ対策のため国土庁は対ゴジラ用の抗核バクテリアを開発する。また、博士もゴジラ細胞と娘の英理加の細胞とバラとを組み合わせ、ビオランテを作り出してしまう・・・
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11.《ネタバレ》 これは以前にTV放送で見たが(成人後)、湖・植物・沢口靖子しか憶えていなかったので、当時としても印象の薄い映画だったようである。最近になって若い連中(といっても30前後)が名作だと言うので改めて見たが、これは一体どこに感動すればいいのかわからない、と感想を述べたところ、思い出補正があると本人も認めていた。

今回見たところでは、変に各種要素を詰め込んだようで騒々しく落ち着きのない映画になっている。エンターテインメントとしてはこれでいいのだろうが、ビオランテの最後がファンタジー調(沢口靖子再登場!)なのは好みでなく、エンディングのバラも悪趣味に思われる。
真面目な社会批評の部分でも特に心に訴えるものがなく、単なる形式論を述べただけで終わった印象がある。ただ劇中で前提にしていた相互確証破壊による核抑止とか、国際資本の市場支配といったものはこの頃らしい話題で懐かしい気がした。遺伝子資源の争奪というのも今日的な問題として捉えられていたものか。また昭和29年の第一作の時点ではまだ日本の原子力開発が始まっていなかったわけだが、この映画では原発とゴジラの関係付けができていた(前作から?)のも時代の差を感じる。若狭の原発銀座をゴジラが襲うという展開は「天空の蜂」(2015)どころの話でないだろうが、この映画ではそれほどの緊迫感もないままで終わった。放射能(放射線)への恐怖心に関する実感のない、呑気な時代の映画だったようである。

ところで登場人物のうちでは高橋幸治氏がいかにもという感じのはまり役で、劇中では○チガイ科学者のような扱いだったが、この役者との関係で見れば全く違和感がない。この人に「もう私たちの時代じゃないのかも知れない」と言われると少し寂しいものがあった。
ほかに無関係な芸能人を出すのはふざけた感じで歓迎できないが、デーモン閣下の登場には不覚にも笑ってしまった。また斉藤由貴が大阪城ホールで声だけ出演した場面では、そういえばこの人はこういう歌を歌っていたな、と思い出したので肯定的に捉えたい。「避難してくださーい!」というのがほのぼのしていい感じだった。
[2018-02-14追記] 上記の「遺伝子資源の争奪」に関して、その後に別用で生物多様性のことを見ていたところ、この映画は生物多様性条約(1992年5月採択、1993年12月発効)の「遺伝資源の利用から生ずる利益の公正で衡平な配分」を少し先取りした形で制作されていたことがわかった。だから何だということもないが少し不勉強だった気もして反省した。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 4点(2024-05-25 21:12:04)
10.《ネタバレ》 スーパーX2、ゴジラの放射熱線を1万倍で返せるって…ちょっと倍率盛りすぎ。それは確実にゴジラ殺せるだろ!って突っ込んでました。
全体的にシリアスにしすぎて失敗している感じがする。洋画に寄せようとして大失敗している。個人的にはメカゴジラやデオキシスの感じの方が好き。あと音楽がチープすぎて緊張感がなかったかなぁ、伊福部音楽でもっと盛り上げてよ〜。ビオランテの造形美は◯。比較的評価の高いVSビオランテですが、個人的にはそこまでかなぁ。
はりねずみさん [インターネット(邦画)] 4点(2020-05-03 21:16:24)
9.《ネタバレ》 中学生の頃、学校の行事で映画館に観に行った思い出が。
なぜ、この映画だったのか。
どういう趣旨の行事であったのか。
まったくもって思い出せない。
今、改めて観て特筆すべきことのない映画であった。
いっちぃさん [地上波(邦画)] 4点(2015-04-24 00:39:14)
8.安定のSF特撮邦画。見終わった後のダメージも安定。←好みの問題(※夫の付き合いで観たため)
movie海馬さん [映画館(邦画)] 4点(2015-03-10 02:36:09)
7.第二期ゴジラ・シリーズの2作目。
お話作りにバリエーションに富んだアイデアを散りばめており、今回は自衛隊も大活躍。
ドラマ性が強く、ストーリー自体はつまらないという訳ではないのだが、
あくまで怪獣映画という先入観で鑑賞しているせいか、ちょっと作り過ぎの感があり、
つい苦笑してしまう場面も。相手怪獣ビオランテのキャラや誕生経過は、
この作品の内容そのものを象徴しているような複雑さで、
子供向けと大人向けのちょうど中間あたりの作品といった印象。
でもラストの演出などを観ると、やっぱり子供向けなんだなと思ってしまう。
第1期終盤のおふざけゴジラよりはよっぽどましだが・・・。
MAHITOさん [地上波(邦画)] 4点(2011-08-20 16:15:13)
6.《ネタバレ》  全く、この人達は、新生二作目でもう、リアリティを放棄してしまっている。
超能力を認める世界。なに言ってもこの一事で全てぶち壊しじゃないか。
この超能力者はビオランテとゴジラの意思を代弁するための人。つまり物語の困った部分を、強引に説得させる為の狂言回し。
 ゴジラ細胞の兵器使用が、抗核バクテリアで、平和利用(というか趣味?)がビオランテのはずが、兵器の方はともかく、ビオの方は意図に反して人間を脅かす。示唆に富んでいるな。そちらの方をもっと深く描けば、この映画は面白くなったはずだが、くだらない架空兵器の闘いに尺を取られてしまったのが残念。
抗核バクテリアが新たな脅威という意味では、第一作のオキシジェンデストロイアのジレンマと何も変わることがない物語。桐島が言うように、「同じ事を繰り返している限り、新しい時代とは言えません」というのは、ゴジラ映画自体に当てはまる。
 それにしても、自分の分身だからと言って、何で争うかね?この動物と植物は。
そしてスパーX2、もうちょっとカッコ良く、少なくとも飛べそうなスタイルにしてくれよ。ミラー開いたら絶対飛べないだろ、それ。
Tolbieさん [DVD(邦画)] 4点(2011-08-08 02:16:28)(笑:1票)
5.子供のころに劇場で観てすごくおもしろかった記憶があったので約20年ぶりに観直してみました。なんだろなぁ、ストーリーに穴が多いですね。題材は好きなだけに残念です。まあなによりビオランテ作ったおっさんが全然悪びれてないのがうけました。
しっぽりさん [DVD(字幕)] 4点(2009-03-04 08:34:12)
4.昔のゴジラの方が良かったような。
ボバンさん 4点(2003-11-30 03:54:03)
3.評価高かったから観てみましたが・・・やっぱりねぇ。他のゴジラに比べれば面白いです。ドラマ性が高いのも認めます。しかし、やっぱり金掛かってなさすぎる。あのチープな街並み、兵器(しかもチープな名称)にはやっぱり耐えられない。役者なんて無名で良いから、セットにもっと金を掛けてくれ。様式美、と言われればそれまでだけど。ところで、メカゴジラ(Gフォース版)を観たときも思ったけど、あんな兵器を造って周辺国からは何も言われないのだろうか。在日米軍はなぜ何もしてくれないんだろう。あと「サんノバビッチ!!」には笑わせてもらいました。
C-14219さん 4点(2003-10-15 01:35:40)
2.皆さん、評価高いですねぇ・・・。映画館で観た最初で最後のゴジラだけど、ノメり込めなかった。ゴジラ対自衛隊のシーン、戦ってる感じが全然しない。緊張感が伝わってこない。ゴジラの存在感はあっても、戦闘シーンの表現力がともなってない感じ。
じゃん++さん 4点(2003-07-21 20:55:18)
1.おう!驚き。皆さんの点数こんなに高いなんて!ゴジラ真面目に作るには日本映画界は、お金がなさ過ぎる。真面目に作れば作るほど、「つっこみどころ満載」のおばか映画になってしまう。・・・ビデオ観ながら盛り上がるにはふさわしいけど。いっそ、キングコング対ゴジラくらい確信犯的におばか映画にしてくれた方が、精神衛生上は、健康でいられる・・・。(したがって私のゴジラ最高作はキンゴジです)
ちょうじさん 4点(2002-08-03 19:22:08)
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【点数情報】

Review人数 90人
平均点数 6.91点
000.00%
111.11%
222.22%
333.33%
41112.22%
5910.00%
61516.67%
788.89%
81516.67%
977.78%
101921.11%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.80点 Review10人
2 ストーリー評価 6.90点 Review10人
3 鑑賞後の後味 6.88点 Review9人
4 音楽評価 7.80点 Review10人
5 感泣評価 4.40点 Review5人
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