3.《ネタバレ》 新作映画の一発目レビューなので、普段と違って多少レビューっぽく書きます。(ネタバレかどうかもよくわかんないので念のためネタバレ指定をしておきますが。)
どういうジャンルの映画なのかよくわからないまま見始めたのですが、結局よくあるベテランと若手の刑事コンビ映画でした。この映画が目新しいのは、刑事コンビものというありふれた設定の中にそれぞれの刑事のサイドビジネスを絡めて映画を進めていくところです。本職である殺人事件の追跡を本筋に2人のサイドビジネスをコメディタッチで絡めて物語は進行していく...のですが、本筋側のはずの殺人事件の描写があまりに薄くて話がよく見えないため何をしたい映画なんだかがわからず前半フラストレーションたまりまくり。しかもなんだか映像は全体に軽く(まさに日本のテレビドラマのような雰囲気)コメディシーンは上滑り。で、全体の3/4くらいまでは、もうどうしようかと思うような映画でした。
それでも後半の犯人追跡の部分あたりは、ありがちながらもそれなりに楽しめたのでなんとか持ち直した..という感じではありましたが。
しかしロートル刑事を演じるハリソンフォード、そういう芝居なんだろうけど、
老けてよれよれ....めっちゃガニマタだよ..
この映画を見終わった後に観客に一番残るものは、おそらくハリソンフォードのもっていた携帯の音。
それにしてもアメリカの警官はほんとにあんなに副業してるんだろうか....