2.《ネタバレ》 私も↓【ぐるぐる】さんと同感想です。やたら川に入りたがる斉藤由貴と冬の函館の海で自殺を図ろうとする世良公則(しかも、殺人の理由がしょぼい)に、ちょっと……。冒頭の長回しの部分で期待感が高まっていただけに、後の展開に不満がありました。チラっとバイオリン弾きなんかが出ていたりして、メルヘンって感じが良かったんですけれどね~。サチコさんが斉藤由貴に「よく焼香にこれるわね」なんて言って焼香草を投げたところでは、あまりにもベタで笑いが。それにしても雨の中、斉藤由貴が育ての親(←誰でしたっけ?)を振り払う場面の後ろのほうで、変な儀式をしている団体がチラリと見えたんですが、アレ何だったのでしょう。ただ「偽善者!」って言葉はちょいとブームがきそうな予感がします。ガキっぽい斉藤由貴がたまらないという人もいらっしゃるとは思いますが、『東京上空いらっしゃいませ』の牧瀬+中井のほうが、かなりいいですね。