宇宙大戦争のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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宇宙大戦争

[ウチュウダイセンソウ]
Battle in Outer Space
1959年上映時間:91分
平均点:6.23 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
公開開始日(1959-12-26)
SF特撮もの小説の映画化
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監督本多猪四郎
助監督梶田興治
キャスト池部良(男優)勝宮一郎
千田是也(男優)安達博士
土屋嘉男(男優)岩村幸一
村上冬樹(男優)有明警部
野村浩三(男優)哨戒戦闘機隊長
沢村いき雄(男優)保線工
高田稔(男優)防衛司令官
緒方燐作(男優)スピップ1乗員
安西郷子(女優)白石江津子
岡部正(男優)副官
荒木保夫(男優)スピップ号二号乗員
ハロルド・S・コンウェイ(男優)インメルマン博士
堤康久(男優)急行列車運転手
岡豊(男優)スピップ号二号乗員
手塚勝巳(男優)海将
オスマン・ユセフ(男優)スピップ号二号乗員
池谷三郎(男優)アナウンサー
加藤茂雄(男優)急行列車助手
桐野洋雄(男優)
津田光男(男優)空将
小川安三(男優)
千葉一郎(男優)
勝本圭一郎(男優)
吉頂寺晃(男優)
大前亘
原作丘美丈二郎
脚本関沢新一
音楽伊福部昭
撮影小泉一
製作田中友幸
配給東宝
特撮円谷英二(特技監督)
有川貞昌(特殊技術 撮影)
鶴見孝夫(特殊技術 撮影助手)
渡辺明(特殊技術 美術)
井上泰幸(特殊技術 美術助手)
美術安部輝明
録音宮崎正信(整音)
三上長七郎
照明岸田九一郎(特殊技術)
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3.《ネタバレ》 この映画を見ると毎回思うのだが、「スピップ」というのがどうも間抜けに聞こえて仕方がない。名前の由来は劇中でも説明されないので落ち着かず、仕方なく自分で調べるかと思ってネット上を探してもどこにも書いてないが、そのうち何となくわかってきたのは、SPACE SHIPを大胆に略して一語にしたのがSPIPなのではないかということである(今ごろわかったのはおれだけか?)。

このSPIPの打ち上げ直後は、乗員が手で顔の皮を横に伸ばしてまで加速を表現していたが、宇宙空間に出た後は噴射をやめて慣性飛行に移り、以後は側面への噴射でコースの移動や機体の反転を行うといったあたりは現実的で、当時としては志が高い映画だと思う。
しかしその割には、終盤に出るロケット戦闘機が宇宙空間で格闘戦ができるほどの旋回性能を発揮していたのは方式が不明であり、また特に無重力というものを映画のスタッフがどのように理解していたのかがわからない。ほかストーリーとしても、真っ正直に宇宙戦争を描こうとした映画だというのはわかるが、あまりにストレート過ぎて味気なく思えるのが残念である。
ただ宇宙ステーションの破片とともに乗員が宇宙を漂っている光景は、当時の観客にとっては慄然とするものがあったのではないかと想像され、この場面については率直に評価できる。また終盤で、ロケット戦闘機が実戦投入される際の博士の言葉を聞いていると、日本人としては何となく太平洋戦争中のロケット機「桜花」が思い出され、これは戦争なんだと思わされるものがあった。

なお、ヒロイン役の安西響子さんは外人女優よりもスマートで美しいと思うが、本編ドラマの方ではあまりいいところがない。月夜に二人きりの場面でこの人が「いつまでも変わらないものがあるでしょう?」とか言い出すので、もうわかったから答えは言うな、と思っていたのだが、結局言わせてしまうのだった。本当にしょうもないドラマである。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 4点(2012-06-23 21:26:53)
2.《ネタバレ》 昔の人は律儀というか、真面目だったんだろうな。
宇宙人が人類に最初にコンタクトして、地球人が相手の月面基地を発見、出撃し攻撃、その後全面戦争になって、勝利する、なんて、一本の映画には荷が重すぎるに決まっている。が、最期まで描かないといけないという、固定観念というと時代的にかわいそうな気もするが、そういう律儀さが、スターウォーズを見ている今の我々には、なんて無謀なことを…という思いを抱かせる。もっとも、そこを解決しても、特撮技術がその分向上するわけではないのだが、少なくとも「局地的少数人数で物語が進んでいる感」は、何とかできたかも知れないのに。
で、そのムリを強引に推し通した結果、あらゆることが、安直に進む。
すでに相手の星深く入り込み、地球人の一個人を洗脳するテクノロジーを有している相手が、月面基地でまんまと敵の接近を許し、あまつさえ設備を破壊される。ここの宇宙人の描写、特に女性隊員がさらわれそうになるシーンなどを見ていると、高度なテクノロジーを持っているとは言いながら、制作陣はやっぱり侵略者を下等生物と見ているフシがあるのが、かなりイタイ。これ、当時の日本人の「外の人間観」だったりしない?

ちなみに、いま見て気付いたこと。劇中登場するコンピュータ「HIPAC」ってあのパラメトロンを使った日立の国産コンピュータだったんだ。
また、カナダの国旗が今のと違うとか。
Tolbieさん [DVD(邦画)] 4点(2011-07-26 03:37:04)
1.私にとって千田是也はまず「東宝特撮映画にちょっとだけ出てくる博士の人」って存在だったので、のちに偉い演劇人と知って驚かされたものだった。そしたらこれでは「ちょっとだけ」じゃなく「ずっと」出てる。変なピッタリした水泳帽みたいな宇宙服(?)姿で、同じ格好の池部良とともに、出ずっぱり。しかもこの映画、当時の右寄りの空気が若干感じられ、外交交渉の出来ない敵に対しては先制攻撃あるのみという勇ましい話で、どんな役でも平気でやってしまう左翼演劇人のふところの深さを感じた。一番驚いたのは、59年の映画で、設定が65年という近未来なの。で日本のロケットが月に行っちゃうんだ。東京オリンピック後の未来は、もうなんでも可能なバラ色に見えてたのかな。宇宙人対策の国際会議が当然のように日本で開かれていて、日本人が地球防衛を仕切っている。そういう6年後の未来を描くことが可能なほど、日本が成長期だったってことか。あ、映画は私にはつまんなかった。とにかく都市が破壊されるとこが好きなもんで、これ、ほとんどの舞台が月面なんだもん。破壊光線が砕くのは岩とショボい円盤ばかり(しかも山が変にとんがっている)、冷却光線で地球が攻撃されるのは、冒頭で予告のように特急が転覆された後は、終わりのほうでちょびっとだけ。怪電波で操られる隊員ってところに一応ドラマ的なサスペンスは用意されていた。池部良が亡くなったとき、追悼記念で彼が金田一耕助をやった中川信夫の『吸血蛾』って珍品どっかでやってくんないかなあ、と思ってたのだがかなわず、そのかわりに、彼の出演映画としてはまあ珍品と言えるだろう、これを観た。どっちも安西郷子と共演してんの(写真家秋山庄太郎によると「映画フィルムよりもグラビア写真に傑作が多い不思議な女優」で、この二年後に三橋達也と結婚して引退)。
なんのかんのさん [DVD(邦画)] 4点(2011-01-25 09:55:43)
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 6.23点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4323.08%
5215.38%
6323.08%
7215.38%
817.69%
917.69%
1017.69%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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