1.《ネタバレ》 サスペンスを軸にホラーとSFの要素が混ざったような作品で、
怖さはあまりありませんでした。
叫びのシーンも最初こそ多少の驚きはあったものの、
慣れてしまい、怖いと言うよりむしろうるさいといった印象です。
ストーリーは途中まではまずまずなんですが、後半になるにつれて無理やり感、
特に最後(世界中の人間を殺してしまう)のシーンなどは、なぜそうしたのか、
それほどの力があったのか、など理解出来ません。
ホラー要素が弱い分、ストーリーを考えるため納得いかない点は余計に気になりました。
また、伊原剛志が吸い込まれるシーンはホラーでありながら笑えるなど、
今まで観たホラーにはない所もありました。