ブタがいた教室のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ブタがいた教室

[ブタガイタキョウシツ]
2008年上映時間:109分
平均点:5.58 / 10(Review 40人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-11-01)
ドラマ学園もの動物もの実話もの小説の映画化
新規登録(2008-12-19)【素敵な鯛の靴】さん
タイトル情報更新(2021-09-25)【イニシャルK】さん
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監督前田哲
助監督橋本光二郎
キャスト妻夫木聡(男優)星先生
田畑智子(女優)池沢先生
池田成志(男優)小鷲先生
大杉漣(男優)仁科教頭
原田美枝子(女優)高原校長
北村匠海(男優)拓実
松原菜野花(女優)松原菜野花
ピエール瀧(男優)榎木伸哉の父
清水ゆみ(女優)音楽教師
戸田菜穂(女優)甘利花の母
北山雅康(男優)
脚本小林弘利
作詞トータス松本「花のように 星のように」
前田哲「Prayer」
作曲トータス松本「花のように 星のように」
民謡フランス民謡「クラリネットをこわしちゃった」
主題歌トータス松本「花のように 星のように」
挿入曲清水ゆみ「Prayer」
製作日活
関西テレビ
配給日活
美術磯見俊裕
編集高橋幸一
録音小野寺修
あらすじ
生きることは、食べること。そして、食べることは殺すこと。豚の飼育を通して、生徒たちにそのことを考えさせようとした、ある教師の姿と、生徒たちのリアルな討論を描く。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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5.いくつかのレビューにもあるけど、この先生の教育内容は拙すぎて問題があるなあと。ただ、ちゃんと問題があるよという視点で映画は作られている。何が正しいかを主張しているわけでもなければ、議論の有り方としても「これが良い」とは全く言ってない。問題提起という意味では、観ている側にいろいろ考えさせている時点で成功している。
ただ自分が気になったのは、映画だとしても議論の様子がわざとらし過ぎるなあと。子供達が、次々と席をきちんと立って淀みなく色々な意見を違う人間が順繰りに言うっていうのは、ちょっと非現実的に映った。リアリティのある題材だけに、この点が非常に残念で、「作られた議論」という印象を持ってしまったので個人的に面白さは半減以下でした。
もんでんどんさん [地上波(邦画)] 4点(2017-01-04 14:33:58)
4.《ネタバレ》 ちょっとどう評価してよいのか困る作品。
映画として見れば、なんかドキュメンタリーっぽく粗い編集で
「命あるものを頂くという意味」という根底のテーマがわかりやすいから、なんとかついていけているだけで、映画自体の出来は正直悪いと思う。
実話ベースらしいのですが、どこまで脚色したのでしょう?
まぁ、色々考えさせられるんですよ。
自分達の飼っていた豚を食うが善か、食わぬが善か。
子供達にその選択を迫るのは正直、酷で、酷だからこそ命の意味について真剣に考えるというテーマがあるわけなんだけど、
ちょっと許せない部分があって、
妻夫木聡演じる先生は、あんな大胆な命題を子供達につきつけて置きながら本人がブレにブレるんですよね。
こんな教育をするな、とは言わない。でも、一歩間違えれば子供達にトラウマを与えかねない、この方法は絶対に大人はブレてはいけないのだ。
どれだけの批判を浴びようが、子供達から何の支持も一切もらえなかろうが、絶対ブレてはいけない。
ところが、この先生はブレにブレて下級生まで巻き込む始末。
正直、立派な教育だとは思えなかったな。脚色の部分だとしてもOK出しては行けない脚本だと思う。
あと、卒業を間近に控えて多数決で丁度半分に割れるなんて、
やはり、この先生の器では抱えきれていない教育方法だったのではないか?
そんなことを考えていたから、
最後のトラックを追いかけるスローモーションのシーンは妙にしらけてしまった。
バニーボーイさん [地上波(邦画)] 4点(2011-06-20 23:33:47)(良:1票)
3.《ネタバレ》 TV番宣を見て、ちょっと期待した自分が馬鹿だった。

この先生、最初のベクトルしか持っていない大馬鹿だった。

そもそも、豚を「食べるために」飼うという明らかな着地点があったのに、ブタと子供たちに情を通わせる。子供たちは一生懸命に考えて、命というものに向きあおうとしていたのに、彼らの卒業という瑣末な事情で、生き物の運命を決めさせる。挙句の果てに、食べる方法(って、食べてないじゃん結局)を人の手に委ねちゃうって、ただ殺すだけになっちゃってるじゃん。
「命と食」の教育の前に、まず「命」の教育だろう。生き物の命をありがたく食すというのは、「必要最小限」ということも含まれるべきはずであり、無益な殺生をしないというのも大事な教育だと思うが、ぴいちゃんは食べずに済む道があったにもかかわらず、殺されるという。生き物は食べられてしまう可能性があるのは否定出来ないが、食べられてしまう「為」に生まれてくるわけではないことを、この教師は小学生達に教えるべきだった。

意地悪い見方をすると、この少年たちは、後年、「生き物は人間の都合に合わせて、死んじゃうのはしょうが無いんだ」なんて育たないとも言えない。いやいや、そうは思いたくない、6年2組の生徒たちは真剣に向き合った。しかし、この先生の教育は、所詮その程度にしか思えない。

実に、後味の悪い映画だった。生徒に7点、先生に1点。間をとって4点。

Tolbieさん [地上波(邦画)] 4点(2011-06-17 23:17:36)(良:3票)
2.《ネタバレ》 一生懸命演じたであろう子役達が可哀想だが、美しくまとめたつもりらしい無責任なエンディングに反吐が出た。もっともらしい食育論を語るくせに、結局行き当たりばったりで結果的に子ども達に辛い選択を強いておいて「これこそがいのちの授業だ」なんて勘弁して欲しい。はっきり「最後に食べようと思います」と言って連れてきたのだから、むしろ最初から「ペットとして可愛がるのではなく『食べるために肥育』する」その違いについて子ども達と考えて、覚悟させるべきじゃなかったのか。生き物を慈しむ心を育てるのと、人の営みとして肉食の業を自覚させるのとを混同してしまうのは、あまりにも酷ではないか。星先生のキャスティングもなぁ・・・妻夫木ではいかにも新任の思いつき先走り教師に見えてしまって、高邁な教育理念を語る姿が痛々しかった。

lady wolfさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-03-06 09:08:12)(良:1票)
1.《ネタバレ》 妻投稿■一応食べ物を扱う仕事をしているので、沖縄出身の同僚と予備知識なしで見ました。■で、結論。この映画、①こういうやり方で「命の大切さ」なんて学べるわけがない。②そもそも「命の大切さ」なんて学校で学ぶ事ではない。③そもそも「命の大切さ」なんて人間の作った幻想であり偽善であり傲慢でしかない…という点で三重に間違っていると思います(「映画」というより「教育方針」というべきかな(^_^;))。私自身その同僚の実家に行ったとき一緒にヤギやブタを潰した事はあるけど、「生き物を殺す」という行為は決して、この映画みたいに清潔な教室で清潔な服を着た子供たちが先生のご指導のもとで生殺与奪を決定する事によってなされるものではなく、「そうせざるを得ないから」するものだと思います。■私は「人間だか動物だか微妙なポジション」にいる(かもしれない)知的障害者なんで、生きていて「人間の生を生きる」権利があるのかないのか微妙な事件や罪悪感に遭遇する事もあるけど、でも「人間だけに生きる権利がある」というのは傲慢な話で、「全ての動物には自分や仲間に危害を加える他生物を殺す権利がある」というのが私なりの正解です。だから「他生物を殺す」という業は実は物凄い返り討ちのリスクやストレスや恐怖を感じることで、そこを清潔で安全な教室で「かわいい」「かわいそう」というコンセプトで「生殺与奪」を議論させることが「命の大切さ」を教育する事だと本気で考えている事に、私は逆に物凄い肌寒さを覚えます。■こういう教育、少年犯罪やモラル低下を憂慮してなされるもんなのでしょうけど、私は今少年犯罪や大人の世界のいじめやリンチで問題なのは「命の大切さ」というより「支配」だと思います。「支配」そのものは社会を円滑にするために必要だと思うけど、人間は「支配」というものの「楽しさ」を覚えてしまった厄介な生き物です。この映画は支配をする相手にどんな必要や感情を抱くかで処遇が決まる・・・やばいですよ。
はち-ご=さん [DVD(吹替)] 4点(2010-01-04 22:42:44)
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【点数情報】

Review人数 40人
平均点数 5.58点
0410.00%
112.50%
200.00%
312.50%
4512.50%
5512.50%
6717.50%
7717.50%
8820.00%
912.50%
1012.50%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review1人
2 ストーリー評価 4.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review2人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 9.00点 Review1人
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