3.《ネタバレ》 典型的な日本的、超ウジウジ映画・・。
テーマや伝えたい事は理解可能だけど、あまりにもテンポが無い。
セリフもボソボソ、会話の間が永遠のように長い。
どう考えてもこの2時間以上の作品は、半分の内容しかない。
セリフの間をこんなに待たせておいて、結論は見せないで次へ飛ぶ。
一番嫌いなタイプの映画でした。
戦争との絡みで厳しい差別や虐待があったのを描くと、カナダ国民の
反感買うから描かないでサラリと流した結果、この映画を良くも悪くも
中途半端な作品にしてしまってる。
仕事も無く生活もままならない不遇な日系人の、希望の象徴だった野球チームを
描いたことで伝えたいモノはあるだろう。しかし見る側に対し「行間を読めば判る」
の姿勢が鼻に付いてしまうのは、自分が単細胞だからなのかな・・?
唯一、一攫千金を夢見てカナダへ来てしまった日本人が、成功してる様に
取り繕って、貧乏なのに祖国の親戚に送金を続ける下りは身に染みたなあ