1.乙一が原作のみならず監督・脚本までやっているというのでファンとしては期待したが…。
まあジャパニーズホラーのテンプレというか、都市伝説ものというか、呪いをかけられると髪の長い女がやってきて殺されるといういつものあれですよね。
全く斬新さが見られないのが残念だった。
原作を途中まで読んでから鑑賞したが、主人公の伏し目がちな設定が敵と対峙した時に活かされるものだと思っていたら、そんな設定自体なくなってて謎だった。
ちょっとだけ新しいのは殺され方が眼球破裂によるものだという事ぐらいか?
お化けに対する攻略法なんかもあって、その辺りは「イットフォローズ」を彷彿とさせる。
最初は怖かったが、その攻略法が分かった辺りから急にグダグダしだしてイマイチだった。
っていうか「シライサン」って聞いただけで呪いにかかるとかお手軽過ぎて草。
シライサン自体も来るときに鈴の音で知らせてくれたりするので親切だし。
チリーン…チリーン(鈴の音)
おっと誰か来たようだ…。