11.《ネタバレ》 カンヌ映画祭で主演男優賞(だっけ?)、、、へぇ~。。。
タイに行ってもみんなにイジメられちゃって、気がついたら仲良しですか、良いですね。
まさにこれは映画の黄金率です。
まあ、向こうでせっかく出していただいた食べ物を食べなかったら嫌われちゃうのはわかります。
その土地のものを「食べる」ということは、その土地のものを自分の体の中に取り込むことで、その土地の世界(価値観)を受け入れる(儀式的な)ことだと思います。彼はその土地の恩恵を拒んでしまったのかもしれません(現代的なカップラーメンなんて、そんな、、、)。
でも最後はちゃんと食べれていたから、なにか変化が表れていたのかな?
でもでもホントにあんなに最初は嫌だった少年たちが最後はあんなに仲良しになっちゃうなんてね。
やっぱり本人の「見え方」の問題ですかね?
そこの雰囲気になりきることが大切なんだね。
そこの象の学校の校長先生も良い人でした。
坂本龍一の音楽がいいです。美しい。
「ジャングルの森」と「坂本龍一の音楽」が重なったとき、それはとてつもない一体感があってとても美しく感じた。
もしかして坂本龍一の音楽には「自然」「大森林」を感じさせるなにか美しさがあるのかもしれません。(だから僕の感じた「自然の美しさ」は「映像」よりも「音楽」にあったのかも、、、)
序盤、お母さんがちょっと嫌だった(言い過ぎかな)。
少年がバイクで出発する場面では、その後に起こることがもうだいたい想像ついちゃうよね。(そんなのタイトルで分かるわい!)
なにか「それを予感させる前兆」みたいなものが映像の中にあったのかもしれません。
そういう雰囲気ってあると思う。
でも子役って(少年の事ね)、なんだか大きくなるのが早いように感じます。
ジャケットに使われている少年の写真がインパクトあり過ぎです!