《改行表示》21.当方の感性が鈍いだけかもしれませんが、どうも一つ一つのエピソードが浅いというか薄いというか。 前半の主人公は父親だと思いますが、その心情が今一つ理解できません。線が細いから自分が守らなければと使命感に燃えたのか、それとも単に偏執的に子離れできないだけなのか、あるいは成長を自分の手柄にしたかったのか。このあたりが物語のコアだと思いますが、どうもモヤモヤ感が残ります。またもっとも身近にいるはずの母親や姉妹の存在感も薄く、こんな父親をどう思っていたのかよくわかりません。 で、後半はなんとなくいろんな人に助けられて再生していくわけですが、トントン拍子で進むのみ。あのピアノの腕前さえあれば、出会う人は誰でも良かったような描き方でした。結局、もともと才能のある人が、ちょっと遠回りをして元の鞘に戻りました、というだけの話のように思えたのですが、やっぱり当方の感性が鈍いんですかね。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-08-12 01:48:52) |
20.《ネタバレ》 偏屈な子離れできない父親の中で育っていったピアニストの半生を、サラッと流しながら描く。ひとつひとつのドラマが客観的に流れていくので、さも他人の運動会や結婚式のビデオを観るような、一歩引いた目線で鑑賞することになる。結果、私はフーンという感想で見終わった。可も不可もなく。 【afoijw】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-06-06 00:46:28) |
19.《ネタバレ》 ピアノのシーンはいいんだが主人公に感情移入ができない。父親のラストのシーンも多分作ったのかなぁ感があってだめでした。 【とま】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-03-18 21:04:42) |
18.前半の少年時代から青年時代、ロンドンに出るまでと比較すると、後半はいい出会いもあるのですが、人生の節目や人との出会いと関わり、デヴィッドの心に多大な影響を与えた父との関係などがあまりにも軽く流されてしまっており、納得のいかない部分が多かったのが惜しいですね。ただ、それでもジェフリー・ラッシュの素晴らしい演技には一見の価値がある作品だと思います。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-03-17 21:55:03) |
17.ものすごくいい素材なのに、料理の仕方を間違えたのでは?と思えるような内容でした。なんだか、同じような印象のシーンを繰り返し見せられている感じで、見せ方を工夫してもらいたかったです。ヤマ場がなく、なんとなく終わってしまったような気がします。 【ramo】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-11-30 01:29:14) |
《改行表示》16.《ネタバレ》 ヘルフゴッドという実在のピアニストを描いた実話・音楽ものだが、「アマデウス」等と比べるとやはり数段劣ってしまう印象はぬぐえない。なんていうのか、まとまりがないのだ。 ■キーになるのは結局「自分の幸せのために」息子の行動を縛ろうとする父親との関係(というか父親の悔悛)なんだろうが、結局これが何も進展せずに父親は死んで終わり。事実そうなんだろうけど本当にただ迷惑な人間でしかないのだから、なんだかなぁ・・・「お前を愛している」と言いながら、本当に愛しているのは「息子を大事にしている、と思っている自分」だというのが透けて見えるし。 ■他の部分の話についても、結局個々のエピソードのつぎはぎで、それがどうつながってどう主人公の心情に影響を与えているのかが見えない。「実話だから」というにしても、「ではそもそも監督はなぜこの人の一生を描くことにしたのか」の部分で腕を問われるのだからあまり弁護にはなってないわけだし。要は精神を患った後の苦悩を描くのでもなく、天才ゆえの苦悩を描くのでもなく、親子間の葛藤を描くのでもなく、なんかすべてを詰め込もうとして中途半端になった印象。 ■音楽は酷評されてますがそんなに悪くはないと思いました。 【θ】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-03-28 23:39:23) (良:2票) |
《改行表示》15.作曲家が曲を残した(楽譜に残した)のは仕事(お金を得るため)と芸術表現のためです。クラッシックのピアノに限っていいますが、”演奏”の楽しみは技巧(テクニック)の楽しみと、芸術表現の楽しみがあります。しかし、エライのは演奏家ではなく、”作曲家”です。演奏家の苦しみは突き詰めれば、”食えないこと”の苦しみしかないのです。しかしながら、”ピアノ”という楽器はそのシステム上、残された膨大で優秀な作品上、他の楽器に比べ(これはもう、言い切ってしまいます。だって本当のことだから)、仕事として弾く事を、あるレベルで続けること自体に非常な過酷さをともないます。もちろん、芸術家が”アタマを病む事”とそれ以外のヒトが”アタマを病む事”は全く同じレベルです。とても不思議なことに、歴史に残るのは”技巧”ではなく、”表現”なのです。技巧は”教えられますが、”表現”は教えられない。そういうたぐいのものでない。 ラフマニノフ作品の楽譜でffffが指示されていて、毎日そのまま弾くのはバカです。ピアノは弦楽器です。弦が切れます。芸術家の私生活なんて興味ありません。 涙を流すほどの、驚愕の表現、のみが有効です。 ピアノの先生のあなた!ちんたら、わけわからん表現を教えて、高い金ふんだくってるんでしょう。まったく、芸術大学なんてあきれかえります。教える側が、教えるべき事が明確でない。簡単に言うと”全く、わかっていない!”というか、それ以前に、教える、教わるものではない。(そんなくだらないことは、私が言うまでもない)唯一、教えるべきこと。ある、ゆるされた一部の誰かが、唯一、教えることができることで、重要で、確かなもの。それは、”音”です。”サウンド”です。さらに言うと、この主人公は天才でも、ごく普通の”演奏家レベル”でさえもありません。どちらかというと、精神が弱い、という意味において、盲目の演奏家、片腕のハンディキャップ演奏家です。(そのまんま) だから、一般のヒトの見方としては、ハンディがあるのにスゴイ!という、音楽の演奏のすばらしさとは全く違う、全く無意味な”ミセモノ”です。それをもてはやす。音楽を聴いている人間は本当にすくない。すくなくとも、私はこの映画の主人公をプロピアニストとは到底認められない。演奏は醜いの一言!!というより、弾けていない!!!追加!というか、変更!いやー!いまさらこれ読んで、我ながら恐ろしくなる、高飛車かつ、バカなこと言ってますなあ(涙)。まあ、要するにわたしはこの映画が、あまり”すきじゃありませんよー”といってるだけです。言い換えると、つちやかおりよりみはらじゅんこ、が好き、と言ってるだけです、、、、、。 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 5点(2008-04-29 00:01:57) |
14.良い作品だとは思うが、ちょいちょい話が飛び過ぎ。なので、感動も半減してしまった。もっと時間をかけて人間関係を描いても良かったと思う。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-09-06 14:30:32) |
13.佳作、かな。不満はないけど、褒めどころが難しい。人に勧めにくいカンジ。 【zinny07】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-08-25 06:14:30) |
12.なんかこうイマイチぐっとこなかった。父親のああいう身勝手さは、そういうものもあるのだろうということは分かるが全く共感できないし、嫌いだ。後半、デヴィッドが優しい人たちに支えられていくとこなんかはまだいけた。 【思込百遍】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-05-28 21:57:40) |
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11.作品としては良かったと思います。あと父親だけはきらいです。 【午後のコーヒー】さん [DVD(吹替)] 5点(2005-11-26 09:49:56) |
10.天才が、精神的ダメージによって、精神障害を負ってしまい、数奇な運命を辿る..という、映画ではよく描かれる題材..実話が基になっているということで、とてもシリアスでリアルな描写が印象的..父親の教育方法が極端に描かれているように思えましたが..脚色された映画なので、仕方がないところでしょうか..観終わって、後味が決して良いとは言えない物語..終始、ふ~ん..って感じで観ることになりました... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 5点(2004-07-08 16:48:05) |
9.ジェフリー・ラッシュの演技が見事でした。天才で有りながら父の影に怯え壊れてしまったのか?ある意味父の存在は大きい。内容的にはあまりピンと来ませんでしたが・・・ 【みんてん】さん 5点(2004-06-07 17:43:27) |
8.良い話だったが暗い印象が拭えなかった。個人的にはこんなところか。 【ゆきむら】さん 5点(2004-05-28 14:14:43) |
7.公開当時の紹介記事などで「自閉症のピアニスト」と紹介されてしまったために、観ている最中も「こんなの自閉症でも何でもないじゃん」という不満がつのってしまい、もう一つ乗れなくなってしまった。そのことを差し引いて考えても、特に泣かせどころがあるわけでもなく全体に盛り上がりに欠け、主人公がものすごくピアノが上手い、ということのほかに伝えたいものがあるようには見えなかった。だから何?的なトホホ感だけが脳裏にインプットされてしまい、以後二度と観たいと思うことがなかった。非常に評判の良い作品らしいが、どうも私の体質には合っていなかったようだ。残念である。 【anemone】さん 5点(2003-11-22 22:59:10) |
6.《ネタバレ》 ジェフリー・ラッシュの精神疾患演技と挿入される各楽曲のパワーで、相当得をしているのではないか?(というより、それに寄りかかっていないか?)という作品。前半のしつこさの割に、病院を出てからのドラマが何もないのも残念。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2003-04-13 23:09:24) |
5. ラフマニノフと父親の言葉がキーワードでしょうか。後半のたたみかけえるようなスピードがすばらしい。思わず目頭をぬぐっていました。導入部から子供時代の描き方にはこの先どうなるのかなって不安が先立ちましたがパズルを解くような展開がとてもうまいなあと思いました。でも、わたしには三人の子供がいるが、ああいう育て方は出来ないし、してこなかった。自分の理想を押し付けて威厳を保つのを真の愛情とは言わないだろう。そのへんの葛藤がテーマかもしれないが若干のあざとさを感じるのはわたしだけだろうか。 【さんま2号】さん 5点(2003-04-02 12:31:49) |
4.別にクラシックを聴かない人でも、十分楽しめる(と思う)映画。ピアノという楽器が主題のためか、澄んだ独特の雰囲気がある。映像も素晴らしいのだが、劇中で主人公が弾く、ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第三番」の出来がよくない。この映画は実話を基にしているのだが、主人公に当たるデヴィッド・ヘルフゴッド氏の演奏は、(劇中の音楽のいくつかは、実際にヘルフゴッド氏本人が弾いている)クラシックを聴く人からすればお世辞にも上手いとは言えず、サウンドトラックの「ピアノ協奏曲第三番」と大ピアニスト:ホロヴィッツの演奏によるそれとを比べれば、その差は歴然である。(特に、ラストの部分でのスピード感が全然違う) ので、その分で-1点。 【アレックス】さん 5点(2002-11-19 19:06:22) |
3.あまり良く分からなかった。けど、主演の人は演技がうまかった気がする。 【kaneko】さん 5点(2002-04-02 00:54:47) |
2.そんなおもしろくなかった。やっぱり何処も感動しなかった。汗が飛び散って演奏してるトコはYoshikiを思い出しました。。。 【バカ王子】さん 5点(2002-02-12 19:22:57) |