1.《ネタバレ》 台風災害を描いたパニック映画のようなタイトルだが、実際は小規模な建設会社に勤める父(宇野重吉)を騙して、会社を乗っ取ろうと企むライバルの大規模な建設会社の陰謀に立ち向かう息子の裕次郎の姿を描いた作品。全体的な出来はまあまあという感じだが、アクション映画としてはストーリーがかなりありがちであまり面白くない。タイトルになっている台風もクライマックスの乱闘シーンの背景としてとってつけたように登場するだけなので、なにか物足りなさが残る。裕次郎が劇中歌う「山から来た男」の歌詞が面白すぎ。