《改行表示》24.《ネタバレ》 クレイグ版のボンド第二弾ですが、これが最初っからちっとも面白くない。まず第一に他の方もご指摘のようにカット割りが多すぎてアクションシーンが何してるんだか判らない状態です。ジェイソン・ボーンの監督は凄く上手く編集していましたが、本作の監督さんは明らかにダメって感じで、ただただ見にくいだけでした。 あと第二にダニエルボンド&ボンドガールが暗い。そして必要な時にアノ音楽(オーケストラのアレ)が流れないので、もうこれ「007じゃなくてもよくね?」って感じです。この手の映画はリアルにし過ぎるとダメなんでしょうね、ピアース・ブロスナン版やMIシリーズのように、適度にギャグ化していないと楽しくないということを痛感します。(この手のシリーズ物は観客をニヤリとさせてなんぼでしょうというのが私なりの持論) あと何気にMがかなり幅を利かせているのも妙に気になりましたね。 敵役のドミニク・グリーン(マチュー・アマルリック)と部下のエルヴィス(アナトール・トーブマン)は意外といい味が出ていて好演でした。こういうちょっとイイ人ぽいのが表の世界を牛耳っていて、実は裏の世界も牛耳っているという感じは好きです(例えばXのIマスクも実は・・ だと面白い) ただラストにグリーンが007と互角に戦っているのは激しく違和感でした。あと、CIAのフェリックス・ライター(ジェフリー・ライト)も前作に引き続き良い役で出ています。彼はウエストワールドで広く認知されましたが、ちょい役でも非常に印象深くて素晴らしい俳優です。また、ルネ・マティス(ジャンカルロ・ジャンニーニ)はあまりにも勿体無い退場でした。彼はクレイグの相棒としてシリーズ中は残しておくべきでした。 前作が良かっただけに落差にガッカリした作品です。頑張ってオマケしてもこの点数でしょうか。でも実は何気に終盤のホテルはよく覚えていましたし、序盤の中吊りからのキメ撃ちは最高にカッコ良かったです。 ※余談ですがクレイグ版のボンドになって女絡みのネタがキモイです。商売女に惚れる素人男のような、しかも真面目で世間知らずの若い子ばかりを口説いてて、ボンドのほうも内気でマジ惚れとかしちゃってて色んな意味で怖いです。なぜ遊び人陽キャ設定を捨てちゃったのか少々疑問です。 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 5点(2023-10-09 14:05:35) |
23.これはだめだ。別の人も書いてるけど、アクションシーンで無駄に細かくショットが切り替わって、酔いそうになる。 【センブリーヌ】さん [インターネット(吹替)] 5点(2022-02-20 14:17:48) |
《改行表示》22.《ネタバレ》 -Quantum of Solace-“慰めに対する(ごく僅かな)分け前” ん~解釈が難しいタイトル。“Quantum”が敵の組織名ってことで、報酬の部分に掛かってるんだけど…今度改めて考えよう。 前作の直後も直後。ホワイトを捕えて移送中のカーチェイスから始まる、なんとも痺れる展開。カーチェイスの後に続くオープニング曲もカッコイイ。 …なのにですね、アクションシーンになるとチャカチャカ切り替わるカメラが、ハッキリ言ってウザいんですわ。およそ2秒毎にカメラが切り替わるから、脳ミソが処理できず、せっかくのアクションの凄さがサッパリ伝わらない、もったいないカーチェイスだったわ。その後のミッチェルとの追い掛けっこ。2秒毎のカメラ切り替えに、時々競馬みたいな競技が入って、変なサブリミナル映像みたいで笑ってしまった。そんなアクションのカメラワークだから、ワンカット4秒くらい続くと“お?長いな”って思うくらい。ボンドとミッチェルがガラス屋根を突き破って落ちるシーンとか、CMではカッコ良かったのにな…。 Mがどんどん好きになる。灰皿のシーンは笑ってしまった。あとヴェスパーと恋人の写真、ボンドに資料を見せた後、背中を向けるシーンは、ワザとボンドに盗む隙きを与えてるな。向き直ってから資料に目を落とさないところとかも含めて。 最後ヴェスパーの恋人を追い詰めたあと建物の外で、字幕ではM「片をつけた?」ボンド「いいえ」M「意外ね…」と。セリフはM「彼はまだ生きてる?」ボンド「はい」M「驚いたわ…」と。こんがらがるけど、敵組織に繋がる重要参考人を殺し続けたボンドに対するMの皮肉が込められてる。頑張れ字幕。 可哀想な最後を迎えるフィールズ。親しくなったボンドに名前を聞かれて「ただのフィールズよ」って誤魔化してたけど、ストロベリー・フィールズって言うんだな。可愛い名前だけど、本人は嫌だったろう。 今度の敵の目的が水。当時は石油でなく水ぅ~?って思ってたけど、現実問題、水道民営化の波が日本にも訪れている昨今、スパイ物も国家間の軍事バランスだけでなく、国家に入り込む巨大企業を絡めてきたんだろうな。 前作に比べて、終始コマンドー並みに暴れまくってる印象のボンド。復讐劇なので仕方ないけど、ボンドらしいスマートさは欲しかった。 前作でシャワーの下でヴェスパーを抱きしめたボンドの対比で、炎に包まれてカミーユを抱きしめるボンドがカッコイイ。 【K&K】さん [映画館(字幕)] 5点(2021-11-01 01:35:32) |
《改行表示》21.前作のヒットを考えると残念。シリーズ史上最短は裏目なイメージ。印象の残らないシリーズになってしまった。 とはいえクレイグ演じるボンドにも目が慣れてきてかっこよさは際立つ。 |
20.《ネタバレ》 007も変化の時なのかもしれません。昔の007とはずいぶんと変わってしまった印象です。この路線が続くのであればMIシリーズに淘汰されるのではないでしょうか。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-12-13 04:27:27) |
《改行表示》19.ストイック臭漂うダニエル・クレイグは嫌いじゃないんだが、本作はバイオレンス度が高くてスマートさに欠けるのが難点か。これじゃあ、イーサン・ハントと変わらない。悪役は小者感がありすぎで華がない。ボンドガールもイマイチ。もうちょっと配役をどうにかして欲しかった。 <追記>5年ぶりに再見。よくよく見ると配役の問題ではなく物語というか設定に問題があるのだろう。冷戦終結以降はスパイ活動も不要となりつつあり、テロ組織ならまだしも本作は資源開発でカネ儲けがしたい投資家というだけの話で、各国政府も国益を求めて提携しようとする始末。もはやイデオロギー的な善悪などではなくカネ儲けだけの世界。CAIも商売のネタの維持ために国際紛争を黙認するどころかマッチポンプしているだけ。ボンドもボンドガールも正義というより私怨で活動しているだけで職務遂行しているとも思えず、何と戦っているのかがよくわからない。昨今ではGAFAが国家を上回る力を持ちつつあり、巨大企業が国家を脅かす存在となっている。となると今後はMI6の対象とする組織はグローバル企業という事になってしまうだろう。これも時代の流れなのかもしれないが、シリーズとしての継続が困難になりつつあるようにも思える。 |
18.《ネタバレ》 カジノロワイヤルの続編でしたか。ダニエル・クレイグは相変わらずカッコイイです。ラストの会話「ボンド、戻ってきて」「出ては居ません」も良かった。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 5点(2013-04-02 19:19:08) |
17.《ネタバレ》 相変わらずダニエルクレイグの肉体派マッチョボンドはいいが、前作よりも見所がなかった気がします。カーチェイスにしても追走劇にしても前作のほうがインパクトあり。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-01-07 12:23:51) |
《改行表示》16.《ネタバレ》 メインのボンドガールが泥臭いのが嫌なの。 セカンドボンドガールのジェマアータートンは専業主婦っぽくて生活感が。。 エヴァグリーンて全然美人じゃなかったけど華やかでやっぱ良かったなー。 【Pecco】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-12-18 17:35:42) |
15.続編ものとは知らずに鑑賞。前作を観ていなくちゃ話についていけないってわけでもなかったが、それよりアクションシーンがカメラ揺れまくりでカット割り細かすぎでほんとに見づらく何をやっているのかさっぱりだった。ダニエルクレイグは新たなボンド像を作り上げているとは思うが、なんかイイ意味でボンドらしさがなくなってしまい、他のアクション映画となんら変わらないものになってしまった印象でした。 【しっぽり】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-12-08 19:17:50) (良:1票) |
|
14.《ネタバレ》 私の頭が悪いのかよく分からない話でした。 【KINKIN】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-10-30 15:13:14) |
13.《ネタバレ》 前作はかなり楽しめたが今作はかなりがっかりでした(ほぼ連続で鑑賞)。前作で少し気になっていた展開の速さがさらにアップしていて、結局何が目的でポンドが戦っているのか途中で分からなくなってくる。前作で裏切りもの扱いされたオヤジも登場するのだがすぐに死んでしまうし(登場の必要なし)、前作と続けて見たのにあまりストーリーが良く理解できないなんて俺がアホなのか展開が複雑すぎるのか・・・ どちらにしろ前作とは天地の差でした以上。 【taka-104】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-09-21 01:25:20) |
12.《ネタバレ》 話が地味で、さらにボンドが何目的で動いているのかがわかりにくかった。ただ、アクションは派手で見応えがあった。だが、こんなにワイルドなボンドは、らしくないという感じがした。見ているうちに、段々ボンドがイーサン・ハントに見えてきた(笑)。もう少し「007」らしさが欲しかった。前作の出来事を引きずっているようで、ヴェスパーと言われても、前作は見たが、話を忘れてしまっているので、いまいちピンとこなかった。 【スワローマン】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-06-07 15:21:57) |
《改行表示》11.《ネタバレ》 前作は面白かったのだが…かなりイマイチ。 カメラが次々と切り替わり、何をやっているのかわかりにくい&意味不明なシーンも多い。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-03-29 19:46:09) |
10.アクションはまあまあよかったです。でもね、話がよくわかりませんでした。可もなく不可もなくといったところでしょう。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-07-08 20:19:30) |
9.《ネタバレ》 前作ですっかりダニエル・クレイグの虜になってしまい、もちろん今作もDVD購入。アクションてんこ盛りと聞いていただけに本編尺がやたら短いのでえらくスリムにまとめたのかなぁという思いを胸に鑑賞。冒頭はいきなりのカーチェイス、このアクションシーンをみて不安がよぎった。カット割が早い上に細かすぎで位置関係もさることながら何が起こっているのか分かりにくい。流行の手法だけど、やはりアクションは極力1カットでみせるべきである。力量が伴っていれば話は別だが、この監督のアクションはあくまで雰囲気重視のようである。で肝心の物語、イタリアでの尋問シーンでいきなりきた。もう忘れてる。すぐさま前作「カジノロワイヤル」のDVDを取り出し、終盤をチェック。あ、思い出した。割と序盤からばんばん固有名詞がでてくるため前作を復習していないとすんなり入ってこないです。また、今回のボンドの任務は復讐であり、ボンドガールの目的も復讐、目的の部分で共鳴とでもいいたいのだろうが、おかと違いである。またオルガ・キュリレンコには期待したが影が薄かった。そんでもって、ヴァスパーの黒幕を追うにつれ、やたら色んな怪しい人物がでてくるは、国の利権やら何やら焦点がしぼりづらく散漫とした印象を受ける。結局、終わってみてもボンドが復讐を成し遂げたわけでもなく、これから巨大な陰謀に立ち向かうエピローグでしかない。本作は消化不良なのだが、今後の007シリーズは非常に楽しみである。 【シネマブルク】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-06-28 12:19:53) |
《改行表示》8.うーん・・・前作が良かっただけに残念。 はっきり言って『続編』への試みは失敗といわざる負えない。 脚本も、ダニエル・クレイグに力を抜かせるものを・・・ あまりに『猪突猛進』なボンド。 ちょっと休ませてほしい。 【ナラタージュ】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-06-25 23:16:43) |
7.海外出張時に機内で見ました。一作目を見たはずなんですが、全く記憶にないであります。だもんで、話についていくのに必死でした。見せ場はあるんですが、そんだけ~って感じ? 【ゆみっきぃ♪】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-03-22 01:09:39) |
《改行表示》6.《ネタバレ》 ただ見せるということにのみ重きを置き、物語ることなどほぼ放棄し、しかしながら展開は着実に前進していくわけで、それをこれだけ詰め込んで100分弱というのは立派だ。ただほぼ説明らしい説明を廃し、兎に角詰め込んだ結果、マチュー・アマルリック演じるドミニク・グリーンがどんな人物なのかということがあまり明瞭ではなく、まこんなもんでもいいかとも思えるが、足りないといえば足りないだろう。ただ正義と悪の対立という構図のみに固執し過ぎるアクション映画の時代は過ぎ去ったのだとも言える。 007本来の華麗さなどは捨て、無骨な復讐の鬼となり、ひたすら乾いた接近戦を繰り返すダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドというのは、それはそれでいいのだと思える。そんな無骨さと対象的に洗練されきった美術とローケーションが、逆にその無骨さを際立たせている。007シリーズのみならず正義と悪の対立を描いたアクション映画のひとつの型としてあるのが、最後に敵のアジトに乗り込んでいき大爆発という展開、もちろんこの映画でもそうなのだが、それを仰々しく描いていないところに好感が持てる。それはホテルのセットのうまさ、洗練さにもあるだろうし、これはあくまで復讐劇なんだと。そんなホテルのシーン、特筆すべきは音響だ。爆発音と編集がまるでアンサンブル演奏のごとく調和がとれていている。そういった意味ではアクションシーンの見せ方もうまい。全くハイスピード撮影を使わず、CG処理などは最小限にし、リズムで繋いでいく。対話はカットバックでわかりやすい。 また炎の中オルガ・キュリレンコ演じるカミーユが膝を抱え、そこにボンドが飛び込んでいき抱きしめるところなどは、前作「カジノ・ロワイヤル」での ヴェスパーとのシャワールームでのシーンを思い起こさせる構図となっているように思える。ボンドの位置が左と右で逆であることが、その女性を救えるか救えないかという表象的意図があるかどうかはさておき。 とりあえず今作は復讐という大前提があるので、ジェームズ・ボンド本来のスパイらしさなど皆無、悪の一団を潰すということすらぼやけがちだったものの、やはり映画は復讐劇がいいなあと思いながら楽しめた。 多くを説明せず見せる映画とした今作のラストショットはなかなかのものだと思える。そして前作との繋がりを意識して敢えてラストに持ってきたガンバレルというのもなかなか憎い。 【すぺるま】さん [映画館(字幕)] 5点(2009-02-06 23:56:39) |
5.「カジノ・ロワイヤル」が良かっただけに期待していましたが、話が絞りきれていないように感じました。柱となるストーリーは出来上がっているのに、余計な登場人物を作ったせいで、余分なストーリーまで出来上がってしまった。その為に本来の目的が何だったのか、ぼやけてしまいました。ただ、アクション・シーンはすごいです。アクション専門の演出家でもいるんですかねぇ。M・フォースターが演出してるとは思えません。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 5点(2009-02-06 22:07:23) |