9.実に都合よく男女が出会い、都合よく小ネタが展開していきます。まあ一夜の夢ということで。仲間内でベタベタせず、各人バラバラに行動するところが米人らしくていいですね。しかしラスト、彼らの“いかにも”な後日談をテロップで簡単に紹介するシーンには、どんな意味があるのでしょう。妙に現実的すぎて、やや興醒めでした。「base on true story」ではないはずなので、ちょっとあざとい感が否めません。余談ながら、この手の映画にはしばしば学校内におけるダンスパーティのシーンが登場します。これほど“リア充”とそれ以外の者を露骨に分けるイベントはないでしょう。つくづく、米国で学校生活を送らなくて良かった…。